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2023.12.18

横浜まち情報

1日に300〜400人が訪れる人気店、中国料理「龍巳飯店」

東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しております。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお店情報をご紹介します。

今回ご紹介するのは、横浜市都筑区に店舗を構える、中国料理「龍巳飯店(たつみはんてん)」(以下、龍巳飯店)さん。たくさんのお客さまで賑わう人気店のメニューは、どれもこれも絶品の味でした。

お昼時を過ぎても賑わう店内

仲町台駅から徒歩3分。イタリアンや和食など、さまざまな飲食店が並ぶ通り沿いに、一軒の中国料理店があります。創業50年以上の歴史を持つお店、「龍巳飯店」さんです。

取材に訪れたのは、平日のお昼時を過ぎた午後1時半。しかし、店内の席は半分以上が埋まり、少し遅めのランチタイムを楽しむお客さまで賑わっていました。

「近所にお住まいの方や、お仕事中の会社員の方が多くいらっしゃいますね。なかには『評判を知って、わざわざ食べにきた』と仰る方もいます」

そう話すのは、「龍巳飯店」社長の奥さま・堀川さんです。

「龍巳飯店」さんは、ランチタイムの11時からディナータイムの22時まで営業しており(月曜日のみ11〜15時営業)、1日の来店客数はなんと300〜400人。特に混み合うランチタイムは、順番待ちの列ができるほどの繁盛ぶりだそうです。

「龍巳飯店」のおすすめメニュー

「龍巳飯店」さんでは、小皿料理・単品料理のほか、定食やコース料理まで取り揃えています。小皿料理は500円からで、定食は「ライス・スープ・ザーサイ・ミニサラダ」が付いて1,000円以下と、お財布に優しいお値段。定食を注文したお客さまは、ライスのおかわりが1杯無料というから驚きです。

「原材料費が高騰しているので、正直この価格では厳しい部分もあります…。でも、長年通っていただいているお客さまのためにも、できるだけ値上げはしたくない。その想いで社長をはじめ、スタッフ全員でがんばって営業しています」

といって、堀川さんは笑顔を見せました。

「お店の料理はどれも美味しい」と話す堀川さんですが、今回特におすすめのメニューを3つ選んでいただきました。

一つ目は、お店イチオシの「よだれ鶏」です。

「よだれ鶏」 1,050円(税込)

しっとり食感の鶏肉には、スパイスの香りが漂う特製ピリ辛ダレがたっぷりとかかっています。ネギ・キュウリ・パクチーの爽やかさで、ついつい箸が止まらなくなるおいしさです。

二つ目は、できたて熱々の「シューマイ」。

「シューマイ」 600円(税込)

サイズの大きさに驚きながらも口に運ぶと、お肉のふわふわ感にさらにびっくり…!肉汁たっぷりで、かなり食べ応えのあるシューマイです。

最後の三つ目は、お子さんにも人気だという「納豆チャーハン」です。

「納豆チャーハン」 1,000円(税込)

パラパラご飯にふんわり食感の納豆が絶妙にマッチし、「納豆ってチャーハンにも合うんだ…!」と感動の味わい。納豆特有の匂いも和らいでいるため、苦手な方でも美味しくいただけそうです。

「マンゴープリン入り杏仁豆腐」 650円(税込)

デザートにいただいた「マンゴープリン入り杏仁豆腐」は、滑らかで濃厚な味わい。杏仁の爽やかな風味で、お腹がいっぱいでもぺろっと食べられます。

ちなみに、「龍巳飯店」さんで働くバイトの方々のまかないでは、「マーボー豆腐」や「マーボー麺」が人気なんだとか。気になった方は、ぜひお店で味わってみてください。

コロナ禍で生まれた姉妹店「uta cafe」

(画像引用:「uta cafe」公式ホームページ

「龍巳飯店」をオープンしたのは、現社長の堀川さんのご両親です。先代の社長は、都内のレストランで中国料理の修行を積んだ人物。当初都筑区東山田町でお店を開店しましたが、27年前に仲町台にお店を移転しました。

毎日たくさんのお客さまが訪れる「龍巳飯店」さんでしたが、不測の事態に陥りました。2020年に始まったコロナ禍です。

「緊急事態宣言や外出自粛要請の影響で、お客さんがぱったりと来なくなってしまって。それでもお店は毎日営業を続けていたんです。お家でもお店の料理を楽しんでもらえるよう、テイクアウトサービスを始めたり、社員やバイトのみんなで手分けしてデリバリーをしたりと…できる限りの手を尽くしました」(現在デリバリーサービスは休止しています)

厳しい状況を打破するため、堀川さんが始めたのが、2階の宴会スペースを利用したカフェ「uta cafe」の営業でした。

「チャイニーズアフタヌーンティー」
(画像引用:「uta cafe」公式ホームページ

「映えスイーツ」と本格飲茶(ヤムチャ)をコンセプトとしたカフェでは、プリンやパフェ・クロッフル(ワッフルの形をしたクロワッサン)などを提供。特に好評なのが、「龍巳飯店」さんの料理が同時に楽しめる、「チャイニーズアフタヌーンティー」です。「内装や料理が映える」とお客さまの予約が絶えず、今では雑誌『横浜Walker』に掲載されるほどの人気ぶりとなりました。

12〜1月は「龍巳飯店」さんの宴会中心の営業となるため、「uta cafe」は一時休業となります。中国料理のアフタヌーンティーを楽しんでみたい方は、「uta cafe」さんのインスタグラムにて今後の営業スケジュールをご確認ください。

アフターコロナの宴会・食事会は「龍巳飯店」で

日々多くのお客さまが訪れる「龍巳飯店」さんですが、比較的混雑していない時間帯は平日の11〜12時、または14〜18時です。土日祝日は終日混み合うことが予想されるため、待たずに入店したい場合は事前の予約がおすすめです。(混雑時は予約できない場合もあります)

「去年はまだ宴会が少なかったんですが、今年はやっと平年並みに戻ってきました!」と声を弾ませる堀川さん。職場や友人との忘年会・新年会で利用する場合は、早めに予約してくださいね。

アフターコロナを迎え、家族や友人との食事会が気兼ねなく楽しめるようになった今、「龍巳飯店」さんで美味しい中国料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※ 記事内で紹介したメニューの価格は、2023年11月時点のものです。

【店舗情報】

龍巳飯店

住所

横浜市都筑区仲町台1-2-1

営業時間

月曜日

11:00〜15:00(ラストオーダー 14:30)

水〜日曜・祝日

11:00〜22:00(ラストオーダー 21:30)

定休日

火曜日(祝日の場合は、翌日水曜日がお休みとなります)

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取材・執筆・撮影/ヤマダユミ