2023.05.24
横浜まち情報
臨場感ある映像とストーリーで星空を楽しむ「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」
東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しています。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお出かけスポットをご紹介します。
今回取材したのは、コニカミノルタプラネタリウムが運営している「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」さん。プラネタリウムの概念を覆すコンテンツと、臨場感ある映像。いつもとは一味違う、特別な時間を過ごせる場所でした。
「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」とは
2022年3月に横浜市西区の新高島駅近くに誕生した横濱ゲートタワー。その2階に「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」があります。投映システムや上映するコンテンツで、一般的なプラネタリウム施設とは一線を画しているのが特徴です。
従来のプラネタリウムは、会場内の投映機からプロジェクターに映像を映し出しています。一方、「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」は日本初のLEDドームシステムを導入し、これまでは表現が難しかった「抜けるような⻘い空や海」「キラキラと輝く星空」などを美しく再現しているのです。
鑑賞ドーム内にはリクライニングできる一般シートのほか、寝転んで星空を眺めることのできるプレミアムな「プラネットシート」も。脚を伸ばしてシートに身を預けると、目の前に一面の星空が広がり、まるでグランピングのような気分が味わえます。
季節を感じるウェルカムドーム
漂う雲や輝く星がデザインされたホワイエを抜けてドーム内に足を踏み入れると、華やかな桜の映像が映し出されていました。
これは作品上映前の「ウェルカムドーム」で、この時間だけはドーム内で写真撮影ができます。時期によって上映内容が変わりますが、期間限定のウェルカムドームはそのときどきの季節感をたっぷり味わうことができるでしょう。
豪華アーティストの名曲が心に染みる「泣けるプラネタリウム」
当日鑑賞したのは「Songs for the Planetarium vol.1」という作品(2023年4月27日公開終了)。本作は2020年に系列施設で上映されたものですが、SNS上で「感動した」「泣けた」と 評判が広がり、コロナ禍にも関わらず約6万5千人が鑑賞した作品なのだそう。
星空にまつわるエピソードを主軸としたストーリーで、空を見上げながら聴きたいJ-popの名曲が味わえます。楽曲は「SEKAI NO OWARI・大塚 愛・藤井 フミヤ・ヨルシカ」と、幅広い世代の方が楽しめるラインナップです。
実際に鑑賞してみると、視界いっぱいに星空が広がります。また動きのある映像には奥行きが感じられ、「3D映像を見ているのでは」と錯覚しそうに。これは臨場感・没入感を生み出すLEDドームだからこそ味わえる体験なのだとか。
メインストーリーはどこか自分のことのように感じられるエピソードもあり、うるっと涙が滲んでしまいました。ストーリーに合わせて流れる楽曲はひとつずつが印象的で、聞いていた当時の出来事や感情が一気に思い出され、あの頃の自分に戻ったようでした。
2023年4月28日からは、第二弾の「Songs for the Planetarium 星空と巡るプレイリスト」が公開中です。作品を彩るアーティストは「Perfume・Aimer・絢香・Cocco」と、魅力的な女性シンガーがラインナップされています。
惑星モチーフの心躍るカフェメニュー
館内の「Cafe Planetaria」では、惑星をモチーフにしたスイーツや星座の名前を冠したノンアルコールカクテルなど、ほかでは見たこともないような心躍るメニューが揃っています。特に人気のメニューは「スターリーボトル」と「ギャラクシードーナツ」。
「スターリーボトル」には星屑が輝くドリンクが詰められています。ボトルの底にはライトが仕込まれていて、ボタンを押すと全体が光り、星屑がきらきらと輝く幻想的なドリンクです。好きなドリンクに詰め替えれば、お家やオフィスでも煌めくドリンクが楽しめますよ。
「ギャラクシードーナツ」は、銀河をモチーフにした真っ青なグレーズが目を引く一品。「ホワイトデーのお返しに」とテイクアウトされるお客さまもいらっしゃるほど、ファンが多い人気メニューです。アートなドーナツに見惚れて、食べるのがもったいなく感じてしまうかもしれません。
リラックスタイムを彩る星空ギフト
カフェに隣接するギフトショップ「Gallery Planetaria」では、星屑や宙(そら)のかけらをモチーフにした雑貨やアクセサリーを取り揃えています。「いつでも星空を思い出して、リラックスした時間を過ごして欲しい」という想いが込められた商品は、ここでしか手に入らないものばかり。
人気のギフトは世界のお茶専門店「ルピシア」とコラボレーションした、ノンカフェインティーです。「DREAMING NIGHT」と名付けられたハーブティーは、天然の青色が美しい「バタフライピー」を使用。レモン果汁を加えると、お茶の色が青から紫、そしてピンクへと変化していきます。
ノンカフェインなので寛ぎたい夜に飲むのもおすすめ。カップの夜空が朝焼けに変わっていく様子を眺めながら、ゆっくりとティータイムを楽しむことができますよ。
ほかにも、天然のダイヤモンドの粉末を使用した「DIAMOND NAIL」も人気です。ラメとは異なる0.1ct(カラット)の輝きを放つネイルは、まるでアクセサリーのよう。特にクリアカラーの「星屑のベール」(上記画像右から2番目)がおすすめで、そのまま塗ったり別のカラーの上から重ね塗りしたりと、楽しみ方が広がります。
キャップには「輝く星と軌跡」をモチーフにしたリングが付いており、指輪としても使用できるのが嬉しいポイントですね。
レジャーや記念日のお祝いに、癒しのプラネタリウムを
「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」は老若男女問わず、幅広い年代の方が訪れています。平日の癒しのひとときや休日のレジャーのほか、特別な日のお祝いに訪れる人も多いのだそう。上映作品は常時3〜4作品で、ストーリー性の高いものばかりです。
夏休みや冬休みなどには子ども向けプログラムも上映しており、自由研究のために訪れる親子連れも多いそう。なかには、親子3世代でプラネタリウムを楽しむお客さまもいらっしゃるのだとか。小さなお子さんも、子ども向けプログラムなら安心して楽しめそうですね。
混み合うのは平日・休日共にオープンの時間帯。人の少ないときに鑑賞したい方は、夕方以降の来館がおすすめです。また「プラネットシート」(限定4席)は事前予約で満席になりやすいので、オンライン予約をお忘れなく。
【施設情報】
住所
横浜市西区高島一丁目2番5号 横濱ゲートタワー2F
電話
045-264-4592
営業時間
平日 10:30~21:00(カフェ営業時間 10:30~21:00)
土日祝日 10:00~21:40(カフェ営業時間 10:00~21:40)
※カフェL.O.は最終回上映開始時
定休日
作品入替作業のため臨時休館となる場合がございます。
詳しくは上映スケジュールにてご確認ください。
取材・執筆・ウェルカムドーム撮影/ヤマダユミ
その他写真提供/コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA