2024.07.22
横浜まち情報
暑さの厳しい夏にこそ食べたい!「玄品 横浜 ふぐ・うなぎ料理」
東京ガス横浜中央エネルギー(ヨコエネ)は、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、東京ガスのサービス窓口を担当しております。そこで、日々地域のお客さま先で働く私たちだからこそ知っている、地元のお店情報をご紹介します。
今回ご紹介するのは、横浜市西区にお店を構える「玄品 横浜 ふぐ・うなぎ料理」(以下、玄品)さんです。「ふぐは冬の食材」というイメージが強いですが、夏の暑さが極まるこの時期にぴったりの、おいしいメニューをご紹介いただきました。
「ふぐ料理」は食欲の落ちる夏にぴったり
横浜駅みなみ西口(相鉄線1F改札口)から徒歩約5分。若者で賑わう大通りから路地を1本入ったところに、日本古来の伝統料理を楽しめるお店があります。ふぐ・うなぎ料理を提供している、「玄品」さんです。
一歩お店に入ると、外の活気に満ちた雰囲気とは打って変わって、落ち着いた空間が広がっていました。
「玄品」さんは、国内外に66店舗(※)を展開するふぐ料理店。ふぐの王様と呼ばれる「とらふぐ」を、特許取得済みの熟成技術で旨味を高め、リーズナブルな価格で提供しています。てっさ(ふぐの刺身)・白子・ふぐ皮の唐揚げなど、お店ではふぐ一匹のおいしさをまるごと味わえるメニューが取り揃えてあります。
※ 2024年6月1日現在
「関東ではふぐに馴染みのない人も多いと思いますが、関西ではとてもメジャーな料理なんですよ。『玄品』の本社は大阪にありますが、あちらでは焼肉屋と同じくらい、ふぐ料理屋がありますね」
そう話すのは、店長の丹澤さんです。ふぐにはタウリンやグルタミン酸などの栄養素が豊富に含まれており、高タンパクでありながらも脂肪分が少なく、低カロリーな食材です。ふぐ料理は「てっちり(ふぐ鍋)」が有名なため、冬の味覚というイメージが強いかもしれませんが、食欲が落ちてしまいがちな夏でもあっさりと食べられます。さらに、ふぐにはタンパク質の一種であるコラーゲンもたっぷり含まれているため、身から皮まで余すところなく味わえます。
スタミナをつける!うなぎ&ふぐの季節限定メニュー
ふぐ料理をメインに提供する「玄品」さんですが、夏は季節限定のうなぎメニューが、毎年好評を呼んでいます。
今シーズンにリニューアルされたうなぎは、適度な脂のりでさっぱりした味わい。甘さ控えめのタレのおかげで、最後の一口まで飽きずにおいしくいただけます。ランチタイムに人気なのが鰻重で、ご飯は大盛り自由。夏の暑さが厳しくなる頃、ビジネスマンが精をつけに食べに来るそうです。
ディナータイムには、うなぎとふぐの両方が楽しめるコース料理が人気です。鰻重のほかに、コリコリとした食感と旨味が楽しめる「ふぐの皮の湯引き」や「てっさ」、魚とは思えないジューシーな食べ応えの「ふぐの唐揚げ」が堪能できます。
ちなみに、丹澤店長のおすすめメニューは「ぶつ刺し」だそう。「分厚く切ったふぐの身に、にんにくダレをかけたピリ辛なお刺身です。付け合わせの白菜には甘みがあって、口のなかで合わさると……これはもう本当においしいです!」と太鼓判を押しました。
若い世代にも支持される、「玄品」のふぐ料理
店長の丹澤さんは、入社19年目のベテラン社員。前職で飲食店や釣具店などを経験しましたが、「やっぱり接客や調理が好きだ」と「玄品」に転職しました。
「当時はふぐ料理に馴染みがなかったので、『一体どういう世界なんだろう』という好奇心が強かったですね。入社後に実際にふぐ料理を食べてみたところ、そのおいしさに素直にびっくりしました」
前職での経験が加味され、丹澤さんは入社1年目の途中から店長に就任。それから今日に至るまで、お客さま対応やアルバイトスタッフの教育など、常に最前線に立ってお店を引っ張ってきました。
物腰のやわらかい雰囲気の丹澤さん。常連のお客さまとはプライベートな話をするくらい、親しい間柄なんだそうです。また、学生のアルバイトスタッフに対しては、親心を感じることもあると言います。
「以前にアルバイトスタッフとして働いていた子が、数年後にお祝いごとでお店を利用してくれることがあるんです。当時は学生だった子が結婚したり、子どもが生まれたりしている姿を見ると、感慨深いものがありますね。『あれからどうしていたの?』と話を聞く度に、毎回うれしさを感じています」
そう言って頬をほころばせました。一方で、現在働いてくれているアルバイトスタッフには、驚かされていることがあるそうです。
「スタッフはお店で社割が利用できるのですが、かなりの頻度でふぐを食べに来てくれるんですよ。なかには、月に1回友達を誘って食べに来るスタッフもいるくらいで……。10〜20代の若者はガッツリ系の食事が好きだと思っていたので、ヘルシーなふぐ料理がこんなにウケがいいとは、思ってもみませんでしたね(笑)」
その言葉を裏付けるように、最近は年配の方やファミリーだけでなく、20〜30代の若い方がデートで訪れることもあるそうです。
「土用の丑の日」はうなぎ・ふぐで英気を養おう!
「玄品」さんでは、ほかに季節限定メニューとして、「焼き肉」ならぬ「焼きふぐ」をメインとしたコース料理を提供中です。ふぐはポン酢で食べるイメージが強いですが、もろみ醤油・塩にんにくといった、一風変わった味も楽しめます。
お店を訪れる際、夏場は予約なしでも入店可能なことが多いです。冬場(11〜2月)は予約がないと入店できない可能性がありますので、ご注意ください。なお、来店した際、「玄品」公式LINEアカウントを友だち追加すると、最初のドリンクを1杯無料でサービスしていただけますので、ぜひご利用くださいね!
2024年7月24日(水)は、「土用の丑の日」です。夏の暑さに負けないためにも、「玄品」さんで季節のうなぎ・ふぐを食べて、英気を養ってはいかがでしょうか。
注)当記事でご紹介したメニューの内容や価格は、2024年6月時点のものです。「玄品 横浜店」さんにインタビューを行い、いただいたコメントを編集して掲載しています。
【店舗情報】
住所
横浜市西区南幸2-13-7 1F
営業時間
12:00-15:00 (ランチ LO14:00)
16:00-22:00 (フードLO21:00/ドリンク LO21:30)
定休日
無し
電話番号
045-321-6029
取材・執筆・撮影/ヤマダユミ