2023.11.08
リフォームお役立ち情報
住宅リフォームの優先順位とは？3つのポイントと予算の立て方
「リフォームの優先順位が知りたい」
「全体的にリフォームするといくらかかる？」
当記事では、リフォームの優先順位や目安時期などについてご紹介します。
私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区（西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区）にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。
ヨコエネはキッチン・浴室・トイレのほか、外壁塗装やリノベーションなど、お家のリフォーム全般を手掛けています。今回はリフォームのプロ目線で、費用相場についても解説します。
目次
リフォームの優先順位を決める必要性
リフォームを検討する際、どの部位から工事するか優先順位を決めておいた方が良いでしょう。どの部位から手をつけるかが決まっていれば、計画的にリフォーム費用を用意することができるからです。
しかし、さらに重要なのは、「リフォームの順番によって、家自体の寿命が変わってくる可能性がある」ことです。今の住宅で長く快適に過ごすためにも、優先順位はよく検討する必要があります。
【優先順位を決める前に】リフォームの目安時期を知る
優先順位を決める上で参考になるのが、リフォームの目安時期です。一般的に、以下の年数でリフォームするのが良いとされています。
- キッチン：約15〜20年
- 浴室：約10〜15年
- トイレ：約15年
- 洗面所：約10〜15年
- クロスの張り替え：約5〜15年
- 給排水菅の交換：約15〜20年
- 外壁・屋根塗装：約10年
- 屋根の葺き替え：約15～20年
約10〜20年の間にすべての部位のリフォーム時期がやってくるため、優先順位をつけて行う必要があることがわかります。
プロがおすすめするリフォームの優先順位
具体的にどの部位のリフォームを優先するべきなのか、ランキング形式で紹介します。
【優先順位 No.1】安全性を確保するリフォーム
最優先すべきは、住宅の安全性の確保です。以下のリフォームから検討を始めましょう。
① 耐震リフォーム
住宅の耐震性能に不安がある場合は、耐震診断を受けましょう。築年数や条件によっては、自治体で無料にて診断を受けられる場合があります。耐震工事が必要と判断された際は、国や地方自治体の補助金・税制優遇が受けられるかどうか確認しましょう。
② 屋根・外壁リフォーム
住宅の寿命は、太陽光や雨風など外部の要因によって左右されます。特に、雨水は住宅を腐食させ、シロアリ発生の原因となることも。定期的に屋根・外壁のリフォームを行いましょう。
屋根・外壁リフォーム（塗装）の詳細はこちら
【優先順位 No.2】省エネ性・快適性を向上させるリフォーム
2番目に優先すべきは、断熱工事などの省エネ性を向上させるリフォームと、水まわりなどの快適性を高めるリフォームです。
① 断熱リフォーム
窓や玄関は住宅のなかでも熱の出入りが多い場所です。快適な室温を保ち、冷暖房費を削減する効果があるため、近年は断熱窓や断熱ドアにリフォームする人が増えています。地球環境保護の観点からも、国や地方自治体の補助金・助成金の対象となっている場合があります。
断熱窓リフォームの詳細はこちら・補助金を利用した断熱ドアのリフォームの詳細はこちら
※詳しくは各補助金の公式HPをご確認ください。
② 水まわりのリフォーム
キッチン・浴室・トイレ・洗面所は、日常生活を送る上で欠かせない水まわり設備です。使用頻度が多いため、不便な部分があるとストレスを感じやすい場所でもあります。最新機器は省エネ性能が高く、リフォームした方がランニングコストを下げられる可能性も。
各箇所のリフォームの詳細については、以下の記事も参考にご覧ください。
キッチン
・キッチンリフォームの完全ガイド！６つの手順と施工事例を紹介
浴室
・戸建ての浴室リフォームはいくらかかる？費用相場と3つの機能のポイントを解説
・浴室リフォームの流れとマンションならではの注意点を解説
トイレ
・トイレリフォームの費用はいくら？会社選びのポイントと施工事例紹介
③ バリアフリーリフォーム
老後や介護を見据えた住宅のバリアフリー化は、手すり・スロープの設置だけでなく、トイレ・浴室のリフォームが必要となる場合もあります。工事内容によっては介護保険が適用となる場合があるため、お住まいの自治体のホームページで詳細を確認してください。
【優先順位 No.3】その他気になる部分のリフォーム
優先順位が最も低いのは、その他の気になる部分のリフォームです。居室の内装やデザイン・機能の向上などは、優先順位の高いリフォームを終えてから、着手すると良いでしょう。
書斎の増設リフォームの施工事例はこちら。
カーポートの増設リフォームの施工事例はこちら。
リフォームの優先順位から予算を設定する
リフォームの優先順位が決まったら、以下の費用相場を参考に予算を設定しましょう。
① 各リフォームの費用相場
- キッチン：約50〜200万円
- 浴室：約60〜160万円
- トイレ：約20〜50万円
- 洗面所：約10〜25万円
- クロスの張り替え（6畳）：約3〜5万円
- 給排水菅の交換：約25〜50万円
- 外壁・屋根塗装：約80万円〜
- 屋根の葺き替え：約140〜200万円
ある程度はっきりした金額が知りたい場合は、リフォーム会社に参考見積りを依頼してみても良いでしょう。
② リフォーム費用を抑える方法
「リフォーム費用が高くて資金が足りない…！」そんなときは、以下2つの方法で安く抑えられます。
（1）補助金・助成金を利用する
断熱リフォーム・省エネリフォーム・介護を目的としたバリアフリーリフォームなどは、国や地方自治体が補助金や助成金を支給している場合があります。受給条件に当てはまる制度がないかどうか、確認しましょう。
（2）複数のリフォーム会社から見積りを取る
リフォームの契約前に、複数の会社から同条件の見積りをもらい、適正価格を確認しましょう。同じ商品・工事内容でも、依頼先によって金額に差が出ることがあるからです。
ヨコエネのリフォーム事例の紹介
① 壁を触ったら白い粉…！屋根・外壁を防水塗装リフォーム【横浜市】
住居タイプ：戸建て
経年劣化により、外壁にチョーキング・色あせ・汚れのほか、苔・藻の付着がありました。 屋根のひび割れなども見られたため、防水塗装をご提案・施工しました。
② 1日で完了する断熱窓・サッシの交換リフォーム【横浜市旭区】
住居タイプ：戸建て
使用商品：リクシル サーモスＬ 雨戸付き
もともと2枚建てだったサッシを、重さ軽減のため4枚建てに変更。断熱および紫外線防止効果のある窓ガラスをご採用いただきました。
③ シンプルで明るく、統一感のあるキッチン【横浜市】
住居タイプ：戸建て
使用商品：タカラスタンダード
「使いづらいキッチンや収納を改善したい」というお悩みを、引き出し収納とマグネット収納で改善しました。
④ 「お掃除・寒さ」のお悩みをリフォームで解決！【横浜市港北区】
住居タイプ：戸建て
使用商品：TOTO サザナHTシリーズSタイプ（サイズ1216）
既存の浴室はお手入れがしにくく、室内が寒いのがお悩みでした。そこで、TOTOサザナの「床ワイパー洗浄（きれい除菌水）」と「おそうじ浴槽」を採用し、お掃除の手間を軽減。大きかった窓は二重窓に交換し、室内の保温性を高めました。
＼戸建て・マンションのリフォーム施工事例を更新中／
横浜でリフォームするなら、ヨコエネにおまかせ
リフォームの優先順位は、「①安全性 ②省エネ性・快適性 ③その他気になる部分」の順番です。費用相場を元に予算を立て、計画的にリフォーム工事を進めましょう。
ヨコエネは担当地域ごとに事業所があり、土日も営業しています。また、各種補助金や介護保険を利用したリフォームもこれまで多数手掛けてきました。
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作成：2023年9月
