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2025.03.26
リフォームお役立ち情報
キッチンの収納を増やすには?7つのリフォームポイント

「キッチンの収納部分はどのようにリフォームしたらいい?」
「どのくらいの費用がかかるのだろうか」
当記事では、キッチンの収納部分に関するリフォームについてご紹介します。
私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。
ヨコエネはキッチン本体だけでなく、背面収納などの収納スペースのリフォームも合わせて手がけています。そこで今回は、リフォーム費用や収納力を高めるコツなどについてご紹介します。

目次
キッチンの収納力を高める、おすすめリフォーム

キッチンの収納力を高めるリフォームをする場合、主に4つの選択肢があります。
1. 背面(壁面)収納の増設
キッチンの壁面を有効活用する背面収納は、収納力を高める人気のリフォームプランです。空きスペースを活用することで、調理道具や食器類・家電をたっぷり収納できます。種類は以下の3つです。
① カウンター付きタイプ

広々としたカウンターは調理スペースとしても活用でき、作業効率が高まります。他のタイプと比較すると収納量は少なめですが、作業動線を重視する方におすすめです。
② 大容量収納タイプ

収納スペースを最優先したタイプで、調理家電や食器類をまとめて収納できます。カウンターはないため、キッチン本体に十分な作業スペースがある場合におすすめです。
③ 複合タイプ

適度な作業スペースと収納力を両立したモデルで、日常的に使う調理道具を収納できます。
2. 吊り戸棚の増設
キッチンの上部空間を活用する吊り戸棚の設置も効果的な方法です。設置工事が比較的シンプルなため、条件が整えばDIYも可能です。リフォーム会社に依頼する場合でも、短時間で施工できることが多いです。
ただし、一般的に耐荷重は10~20kg程度に制限されているため、重い食器や調理器具の収納には不向きです。また、物の出し入れには踏み台が必要になることがあるため、日常的に使用する物よりも、季節用品など使用頻度の低いアイテムを収納すると良いでしょう。
3. 床下収納の増設
床下収納は、既存の外観を保ったまま収納力を高められます。かがんで床面から物を出し入れすることになるため、使用頻度の低いものや防災用の非常食などの収納として活用するのがおすすめです。なお、マンションなど床下がコンクリート構造の場合は増設できないので注意しましょう。
4. 最新キッチンへのリフォーム
キッチンの収納力を向上させるなら、システムキッチンの全面リフォームという選択肢もあります。最新のキッチン設備は、昔のものと比べて収納効率が進化しているためです。
ただし、工事が長期間になりやすく、費用が比較的高額になりやすいため、予算に応じて検討してみてください。
キッチンの収納リフォームにかかる費用

キッチン収納のリフォーム費用について、解説します。
1. 背面(壁面)収納の増設
背面(壁面)収納のリフォームには、主に2つの選択肢があります。1つはリフォーム会社に依頼して、オーダーメイドの収納を作ってもらう方法。もう1つは、キッチンメーカーが提供する既製品を設置する方法です。
一般的なリフォーム費用の相場は約20~50万円ですが、価格は条件によって変わります。
● 収納ユニットのサイズ
● 使用する素材 など
なお、オーダーメイドで製作する場合は、上記の相場価格を超える可能性が高くなります。
2. 吊り戸棚の増設
吊り戸棚の増設は、比較的リーズナブルなリフォームです。一般的な費用相場は約10~20万円ですが、条件によっては価格が前後します。
● 開閉方式(手動タイプ / 電動タイプ)
● 収納ユニットのサイズ
● 設置工事の方法(DIY / リフォーム会社による施工) など
3. 床下収納の増設

床下収納の増設も同じくリーズナブルで、一般的な費用相場は約10~20万円です。開閉のしやすさや内部収納の構造など、使い勝手を重視して商品を選びましょう。
4. 最新キッチンへのリフォーム
キッチン本体をリフォームする場合の費用相場は、100〜300万円未満の価格帯が最も多い傾向にあります(※)。本体のグレードやオプションによって大きく費用が変わるため、リフォーム会社に見積りを依頼するのがおすすめです。
※株式会社LIXIL調べ。2019年4月時点において、LIXILメンバーズコンテストに応募された作品のうち、LIXIL内の審査を通過した施工例。費用は商品代と施工費を合算した価格です。施工費は、搬入取付、電気ガス等配管工事、壁・床等周辺工事、撤去処分費等を合計した概算金額となります。最多価格帯はリフォーム実例の費用を集計した参考情報です。
キッチン収納をリフォームするときのポイント

キッチン収納をリフォームするときに、抑えておきたいポイントをご紹介します。
1. 簡単に出し入れできる収納にする
使いやすい収納にするには、奥行きが重要なポイントになります。特に背面(壁面)収納は使用頻度の高いものを収納することが多いため、出し入れしやすいよう奥行きを抑えるのがおすすめです。
2. 高さを変えられる棚を選ぶ
食器類から調理家電まで、収納するアイテムの大きさはさまざまです。そのため、棚板の高さを自由に調整できるものが良いでしょう。
3. 昇降棚は目線の高さに調整する

「吊り戸棚が高くて手が届きづらい」というケースでは、手動または電動の昇降棚のある商品の導入を検討しましょう。その際は、棚を目線の高さに調整すると、物の出し入れや確認が楽になります。
4. 扉の種類はキッチンの広さを考慮して選択する
油汚れ対策として扉付きの収納がおすすめですが、扉の種類はキッチンの広さを考慮して選びましょう。スペースが狭いキッチンでは引き戸タイプ。広いキッチンなら引き出しタイプ・折れ戸タイプが収納物を確認しやすいため便利です。
5. 家電が多い場合はカウンターを設置する
キッチン家電が多い場合は、収納の一部をカウンターにして、その上に設置すると使い勝手が良くなります。
6. 場合によっては電気工事を追加する
キッチン家電が多いご家庭は、タコ足配線を避けるためにも、コンセントの増設を検討しましょう。
7. カウンターのダイニング側に収納を設置する
対面キッチンの場合、ダイニング側のカウンター下のスペースを有効活用できます。ランチョンマットやカトラリーなどのアイテムに加え、生活雑貨の収納場所としても活用することで、リビング周りの整理整頓が楽になります。
リフォーム費用を抑えて、キッチンの収納力を高めるコツ

リフォーム費用を抑えてキッチンの収納力を高めるなら、次の4つのコツを参考にしましょう。
1. 収納扉はオープンタイプを選ぶ
背面(壁面)収納を増設する際、扉のないオープンタイプを選択すると、コストを抑えられます。油汚れが気になる場合は、バスケットを利用したり、カーテンを取り付けると良いでしょう。
2. DIYで棚を作る
収納するアイテムが少なければ、簡易な棚をDIYで設置することで、費用を抑えられます。
3. 市販のラックなどを追加する
手軽に収納を増やすなら、既製品のキッチンラックやダストボックス付きキャビネットを追加するのがおすすめです。特にゴミ箱は置き場所に困ることが多いですが、収納機能付きのダストボックスを設置すれば、キッチン全体の美観を損なわずに、実用性を高められます。
4. 見せる収納を活用する
磁石や吸盤で設置するタイプのフックやバスケットなどを組み合わせれば、壁面を有効活用してキッチン小物を収納できます。
キッチン収納のリフォーム事例
ヨコエネが手がけた、キッチン収納のリフォーム事例をご紹介します。
1. カップボードを設置して食器も家電もたっぷり収納できるキッチン


使用商品 :TOTO ミッテ
工事期間 :2日間
住居タイプ:戸建て
吊戸棚・食器棚・カウンターが組み合わさったカップボードに収納アイテムをまとめたことで、効率よく作業ができるようになりました。システムキッチンと同じ木目柄の扉カラーをご採用いただき、まわりに馴染みつつ、明るく清潔感のある空間に仕上がりました。
施工事例の詳細はこちら。
2. 収納力アップとおしゃれなデザインを叶えるキッチンリフォーム



使用商品 :システムキッチン/リクシル ノクト
ビルトインコンロ/パロマ ブリリオアルファ
(幅75cm・シャインシルバー)
クロス(壁紙)/サンゲツ RE53472
工事期間 :5日間
家族構成 :ご夫婦
住居タイプ:戸建て
キッチンと同じ色柄のカウンターに、開き扉と3段引出しのキャビネットを設置し、収納量を確保しました。キャビネット奥の壁にはコンセントがあるため、電子レンジなどの家電を使用するスペースとしてもご活用いただけます。
施工事例の詳細はこちら。
3. 動線もスムーズ、調理しやすいキッチン




使用商品 :システムキッチン/YAMAHA Berry
ビルトインコンロ/スタイリッシュ
コンビネーションレンジ
キッチン床暖房
家族構成 :ご夫婦
住居タイプ:戸建て
コの字型からL字型キッチンへ変更したことで、無駄な動線が省略され、新たなスペースが生まれました。中央に配置したアイランド・ワーキングカウンターのおかげで、調理作業場所がグンと増えています。
施工事例の詳細はこちら。
横浜でキッチン収納をリフォームするなら、ヨコエネにおまかせ!

キッチンの収納力を高めるリフォームには、「背面(壁面)収納の増設・吊り戸棚の増設・床下収納の増設・最新キッチンへのリフォーム」など、主に4つの方法があります。使い勝手がよくなるよう、出し入れしやすい構造や適した扉の種類を選ぶのがポイントです。費用を抑えるなら、扉のないオープンタイプを選んだり、市販のラックを使ったりすると良いでしょう。
自宅にどんな収納を増やせるのか詳しく知りたい方は、ヨコエネの無料見積りをご利用ください。
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<出典>
LIXIL キッチンリフォームの費用相場
クリナップ いつかキッチンを選ぶ日に。
作成:2025年2月