2025.02.26
リフォームお役立ち情報
洗面所のリフォーム費用を解説!予算別プランと商品選びのコツ

「洗面所のリフォーム費用はいくらかかる?」
「費用を抑えるにはどうしたらいいのだろう」
当記事では、洗面所のリフォーム費用についてご紹介します。
私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。
ヨコエネは、キッチンや浴室をはじめとした水まわりの修繕を得意としており、洗面所のリフォームも手がけています。洗面台の耐用年数は約10〜20年と言われています。使用年数が近づいてきた方に向けて、今回は金額別のリフォームプランや費用を抑えるコツについても、ご紹介します。

目次
洗面所リフォームの費用相場
洗面所のリフォーム費用の相場は、約10〜25万円です。費用の内訳は、「洗面台本体の価格+洗面台の工事費用+洗面台本体以外の工事費用+諸経費など」です。
1. 洗面台本体
選ぶタイプ(シンプル・スタンダード・ハイグレード)によって、費用が大きく変わります。
(例)LIXIL製品のメーカー希望小売価格目安
① シンプルタイプ:オフト 9.9〜22万円(税込)

② スタンダードタイプ:ピアラ 18.7〜40.7万円(税込)

③ ハイグレードタイプ:ルミシス/ベッセルタイプ 50.6〜91.3万円(税込)

2. 洗面台の工事費用
ヨコエネの洗面台の基本工事費用は、以下の通りです。
● 既存洗面台の取外し・引取り費 ● 新規洗面台の設置費 ● その他 ―――――――――――――――― 合計 50,941円(税込)
お客さま宅の状況により工事費は異なります。詳しくは担当者までお問い合わせください。
3. 洗面台本体以外の工事費用
洗面台本体以外の壁紙や床材のリフォーム費用は、以下の通りです。
クロスの張り替え(6畳) :約3〜5万円
床材(クッションフロア)の張り替え(900mm × 1,800mmまで):約2〜4万円(税込)
4. 諸経費など
諸経費は工事内容により異なります。詳しくは担当者にお問い合わせください。
【費用別】洗面所のリフォームプラン

ここからは、費用別に洗面所のリフォームプランをご紹介します。
▶︎ 5〜10万円のリフォーム
洗面台を同サイズのシンプルタイプに取り替えるリフォームが可能です。間口600〜750mmの一般的な洗面台で、給配水管工事や内装工事を伴わなければ、費用を抑えられます。なお、部分的な修繕として、故障した水栓のみの交換も可能です。
▶︎ 10〜20万円のリフォーム
スタンダードタイプの洗面台への交換が可能で、一面鏡のミラーキャビネットや開き戸タイプの収納庫が備わった商品が中心となるでしょう。クロスや床材など、内装のみのリフォームも可能です。
▶︎ 20〜50万円のリフォーム
ハイグレードタイプの洗面台への交換と同時に、壁紙や床など内装のリフォームが可能です。三面鏡のミラーキャビネットや、引き出しタイプの収納庫なども選べるようになります。
▶︎ 50万円以上のリフォーム
グレードの高い洗面台や内装材の使用、大きな収納棚の設置、さらにはバリアフリー仕様への改修など、より高品質で機能的なリフォームが可能です。また、洗面台の移設や2台目の新設といったリフォームも実現できます。
過去には洗面所リフォームをきっかけに、ガス衣類乾燥機「乾太くん」を導入して、自宅をホームランドリー化するご家庭もありました(※)。洗濯物が多いご家庭や、家事を時短したい方にはおすすめのリフォームです。
※「乾太くん」を設置するためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。(設置場所の近くにAC100Vのコンセントやガス栓、ご使用にはガスコード・排湿筒・専用台が必要です)詳しくは過去記事をご確認ください。
過去記事:
洗面所のリフォーム費用を抑えるコツ

洗面所のリフォーム費用を抑えるには、5つのコツがあります。
1. 既製の洗面台を選ぶ
オーダーメイドの洗面台ではなく、既製品を選択すると大幅なコスト削減になります。必要な機能を備えた商品を選ぶことで、予算を抑えながら満足度の高いリフォームを実現できるでしょう。
2. リーズナブルな洗面台を選ぶ
ハイグレードタイプではなく、シンプルタイプやスタンダードタイプの洗面台を選べば、価格を抑えられます。また、必要な機能は残しつつも、リーズナブルな素材を選ぶことでもコストを抑えられるでしょう。
3. 配管や配置を変更しない
配管や配置を変更すると、作業工程や必要な材料が増えるため、リフォーム費用が高くなります。現状のままリフォームすることが、費用を抑えるコツです。
4. メーカーにこだわらない
リフォーム会社によっては、指定メーカーの製品を選ぶことで、仕入れ価格の関係から費用を抑えられる場合があります。最初からメーカーを指定するのではなく、幅広く検討することをおすすめします。

5. 補助金を利用する
洗面所リフォームにあたり、国や自治体の補助金を利用することで、費用を抑えられる場合があります。
介護保険
自治体独自の補助金 など
補助金には受給条件・予算があり、状況によっては適用されない場合があります。詳細や最新の交付申請状況は、必ず公式HPをご確認ください。
洗面所の洗面台を選ぶ方法
洗面所をリフォームする際の、洗面台本体の選び方をご紹介します。
1. 洗面台の幅
洗面台の間口(横幅サイズ)を正確に測り、それに合わせて商品を選択するのが基本です。より広い洗面スペースにしたい場合は、洗面台の位置を変更したり、脱衣所自体を拡張したりすることもできるため、リフォーム会社に相談してみてください。
2. カウンターの高さ
カウンターの高さは、使い心地や腰への負担に大きく影響する要素です。最適な高さの目安は「身長÷2」とされており、一般的な製品では75cmか80cm、メーカーによっては85cmのラインアップがあります。
3. 収納キャビネット
収納は洗面ボウル下の「ベースキャビネット」と、ミラー部分の「ミラーキャビネット」の2種類に分かれています。
「ベースキャビネット」は、2段の引き出しタイプ、細かく区切られた引き出しタイプ、開き戸タイプ、引き出し+開き戸の組み合わせタイプから選べます。どのタイプにするかは、収納物に応じて選びましょう。例えば、タオルを収納するなら引き出しタイプ、バケツを入れるなら開き戸タイプがおすすめです。
「ミラーキャビネット」は1〜3面鏡から選択可能です。シンプルな1面鏡は価格が抑えられますが、3面鏡は収納スペースが細かく分かれており、使い勝手が良いのが特徴です。
4. 洗面ボウル
普段の使用目的に応じて、最適なサイズを選びましょう。洗濯物の予洗いをする場合は、深さのある大きめのボウルが便利です。また、バケツや桶を使用することが多い場合は、洗面ボウルの底と蛇口の間に十分な空間があるタイプを選ぶと、より使い勝手が良くなります。また、広めの洗面ボウルとシャワー水栓を選択すれば、赤ちゃんの沐浴やペットのシャンプーの際にも便利です。
5. ユニットタイプとシステムタイプ
洗面台には「ユニットタイプ」と「システムタイプ」の2種類があります。「ユニットタイプ」は、洗面ボウル・水栓金具・収納などが一体となった既製品で、規格のサイズで提供されています。一方、「システムタイプ」はセミオーダーメイド式で、各パーツの形や素材・色などを自由に組み合わせることができます。一般的に、「システムタイプ」は「ユニットタイプ」より高価になりますが、使い勝手やデザイン性を重視する方にはおすすめです。

6. ユニバーサルデザインを選ぶ
お年寄りがいるご家庭や家族の老後を考えて、車いすにも対応できるユニバーサルデザインタイプを選ぶのもおすすめです。
【メーカー別】洗面台のおすすめ商品と交換費用
ヨコエネおすすめの洗面台と、交換費用の一例をご紹介します。
1. TOTO製「サクア」

スクエア形状の広く深い洗面ボウルが特徴で、間口600mmで約15リットル、750mmで約21リットルの大容量を実現。バケツの設置や衣類の手洗い、洗髪にも対応できる設計です。TOTOの独自技術を使った「セフィオンテクト陶器ボウル」(※)は、表面をナノレベルでツルツルに加工し、汚れが付きにくく落としやすくなっています。
また、排水管の配置や構造を見直すことで、広い収納スペースを確保。間口750mmの場合に選べる三面鏡は、鏡裏に小物をたっぷり収納できます。
※「セフィオンテクト」はTOTO株式会社の登録商標です。
[洗面台交換のみの費用] 商品名 :サクア 間口750mm 型番 :LDSWB075BDGJN1J+LMWB075A3SLC2G 本体価格 :331,870円(税込) 基本工事費 :50,941円(税込) —————————————————————————————————————————————— 販売価格:382,811円(税込・基本工事費込)
●基本工事費内訳:既存洗面台の取外し・引取り、新規洗面台の設置、諸経費
※お客さま宅の状況により、別途費用がかかる場合がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。
2. LIXIL製「オフト」

洗面台本体の高さが1,850・1,800・1,780mmの3種類から選べ、梁下などの設置条件に柔軟に対応できます。また、奥行500mmのコンパクト設計で、0.75坪の洗面所でもドアと干渉せずに広々と使えます。
水栓まわりには約5度の傾斜を設け、水滴が残りにくい設計を採用。電気を使わないくもり止めコートを施した鏡(※)も選択できます。ミラーキャビネットは、トレイの位置を変えられる3面鏡全収納タイプと、オープン棚を備えた1面鏡タイプから選択可能です。
※ 間口500mmタイプは非対応。
[洗面台交換のみの費用] 商品名 :オフト 間口750mm 型番 :FTV1H-754/HP2W+MAJX2-753TZJU 本体価格 :165,935円(税込) 基本工事費 :50,941円(税込) ———————————————————————————————————————————— 販売価格:216,876円(税込・基本工事費込)
●基本工事費内訳:既存洗面台の取外し・引取り、新規洗面台の設置、諸経費
※お客さま宅の状況により、別途費用がかかる場合がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。
洗面所リフォームの施工事例
1. 同系色で統一感のあるカラーコーディネート


リフォーム箇所・使用商品 :洗面台/TOTO サクア
床クッションフロア/リリカラ LH-81388
ほか天井・壁など
住居タイプ:戸建て
リフォームにより機能や清掃性がアップしただけでなく、「エメラルドグリーン」をメインカラーとしたことで、明るさとまとまりのある空間に仕上がりました。
2. 使いやすさを重視したすっきり洗面リフォーム


リフォーム箇所・使用商品 :洗面台/TOTO オクターブ
ほか床・壁など
住居タイプ:戸建て【横浜市青葉区】
鏡裏が収納スペースとなっている三面鏡やひろびろ設計の洗面ボウル、小物の一時置きに便利なカウンターなど、使いやすいポイントが散りばめられたTOTO製「オクターブ」をご採用いただきました。
3. こだわりを叶える造作洗面台


リフォーム箇所:洗面台/造作タイプ
ほか壁など
住居タイプ:マンション
シンプルな洗面ボウルに、木のカウンターと棚を設けて洗面台を造作しました。収納はカゴを使用することで、デザイン性と通気性を両立させています。
横浜で洗面所をリフォームするなら、ヨコエネにおまかせ!
洗面所のリフォーム費用の相場は、約10〜25万円です。洗面台の価格はグレードによって大きく異なるため、全体の費用を抑えるためには既製品の選択やグレードの調整、配管や配置を変えないことなどが有効です。
ヨコエネは主要メーカーの商品を取り扱っており、複数メーカーの比較見積り・提案が可能です。お見積り・ご相談は無料のため、お気軽にお問合せください。
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<出典>
TOTO 洗面所・洗面台・洗面化粧台
LIXIL 洗面化粧室(洗面化粧台・洗面台)
作成:2025年1月