ヨコエネ公式ブログ YOKOENE OFFICIAL BLOG リフォームお役立ち情報

2025.01.08

リフォームお役立ち情報

洗面台の交換時期はいつ?6つのサインとリフォームの注意点4選

洗面台の交換時期が知りたい
耐用年数はどのくらいなのだろう?

当記事では、洗面台の交換時期について、ご紹介します。

私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。

当社は浴室・トイレなどの水まわりの修繕を多くご用命いただいており、洗面台のリフォームも多数手がけてきました。そこで今回は、リフォームのサインや修理・交換を見極めるポイントについても解説します。

洗面台の交換時期はいつ?

洗面台の交換時期は、一般的な耐用年数では「使用から約10〜20年」と言われています。ただし、以下の条件によっては、この期間が大きく変わる可能性があります。

  1. 使用頻度
  2. 家族の人数
  3. 掃除の頻度
  4. 素材

洗面台は陶器製のものが多く、耐久性が高いとされています。しかし、「物を落として洗面ボウルがひび割れした」「水栓から水漏れしている」など、耐用年数に関係なく、交換が必要になることもあります。

ちなみに、過去にヨコエネが担当した洗面台工事を調べてみると、築21〜25年で交換したお客さまが最も多く、次いで築26〜30年のお宅が多い傾向にありました(※)。

※ 2021年4月1日~2024年3月31日の、当社洗面化粧台販売件数に基づく。なお、集計結果には、「初めて洗面化粧台を交換するお客さま・複数回目の交換を行ったお客さま」が混在しています。

洗面台の交換時期を表す6つのサイン

洗面台の交換時期を表す、6つのサインをご紹介します。

1. 洗面ボウルのひび割れ

洗面ボウルは主に陶器でできているため、硬いものを落としたりすると、衝撃でひび割れが発生することがあります。放置すると劣化が進行しやすくなったり、水漏れする可能性もあるため、早めの交換がおすすめです。

2. 水栓の水漏れ

水栓の水漏れはパッキンの交換で直る場合もありますが、改善が見られない場合は、本体の交換が必要となる場合があります。水漏れを放置するとサビやカビの原因となるため、早急な対応が必要です。

3. 排水溝の詰まり

日常的な汚れが溜まり、排水溝が詰まることがあります。洗浄剤などを使っても改善されない場合は、配管の全面交換が必要となることも。洗面台本体の交換を検討する時期と言えるでしょう。

4. キャビネットの破損

キャビネット部分に破損がある場合、部分的な修繕で対応できることもあります。ただし、破損の程度によっては、洗面台全体の交換が勧められることもあります。

5. 鏡の破損

洗面台と鏡の一体型タイプの場合、割れた鏡だけを交換すると、費用が割高になってしまう可能性があります。その場合は、洗面台本体の交換を視野に入れてもいいかもしれません。

6. 収納庫がにおう

収納庫の異臭は、排水管からの水漏れやカビの発生のほか、排水パイプと床のすき間を埋める、防臭ゴムの劣化が原因として考えられます。部品交換やカビの除去で対応できる場合もありますが、洗面台の部材自体が劣化している場合は、本体交換を検討してもいいでしょう。

早めに交換時期を迎える洗面台の特徴

耐用年数よりも、早めに交換時期を迎えてしまう洗面台の特徴は、以下の通りです。

1. 清掃・メンテナンスを怠っている

洗面台には歯磨き粉や化粧品など、さまざまな汚れが付着します。定期的な清掃やメンテナンスを怠ると、汚れが取れにくくなったり、素材が変質したりする可能性もあります。また、排水口から異臭がする場合は、配管の詰まりや劣化のサインかもしれません。表面的な清掃だけでなく、パイプ内部の汚れにも注意が必要です。

2. 乱暴に取り扱っている

洗面台を乱暴に取り扱うと、本体の寿命を縮めてしまうことにもつながります。例えば、洗面ボウルにドライヤーなどを落とすと、ひび割れの原因になります。収納扉を乱暴に開閉すれば、金具の歪みを引き起こす可能性もあるでしょう。丁寧な取り扱いを心がければ、洗面台を長く使用できるはずです。

3. 水やお湯以外のものを流している

毛染めの染料や食品の汁など、水やお湯以外のものを流すと、配管の劣化を早める原因となります。故障を生じやすくするため、水とお湯以外は流さないよう注意が必要です。

4. 機能が多い

自動で水が出し止めできる水栓など、機能が多い洗面台は便利な反面、故障のリスクが高まります。トラブルなく長期間使用したい場合は、最小限の機能を備えたシンプルな洗面台を選ぶのも、選択肢の一つです。

5. 家族が多く、使用頻度が高い

使用頻度は、洗面台の寿命に直接影響します。家族が多いほど消耗は早くなり、劣化のスピードは何倍にもなるからです。使用頻度が高いご家庭は、特に念入りな清掃と丁寧な使用を心がけましょう。

洗面台の交換時期を見極める2つのポイント

洗面台の交換時期を見極めるポイントは、以下の2つです。

1. 修理ができるか

洗面台が故障した際、基本的には部分的な修理や補修が可能です。

(例)洗面ボウルの交換、水漏れした配管の修理、水栓のゴムパッキンの交換 など

しかし、古い洗面台の場合は、交換部品の入手が難しいことがあります。

2. 他部位に故障や劣化が見られるか

洗面台に故障が見つかった場合、目に見えない部分でも劣化が進行している可能性があります。修理を検討する際は、他部位が故障・劣化していないかを確認しましょう。部分的な修理を行った後、すぐに別の箇所が故障して修理を繰り返すようになると、想定外に費用がかさんでしまいます。そのような状況では、部分的な修理よりも、本体交換を検討した方が経済的なケースもあります。

交換時期を迎えた洗面台リフォームの注意点

交換時期を迎えた洗面台は、以下4つの注意点を踏まえてリフォームを検討しましょう。

1. 洗面台以外の修繕は必要か

洗面台を交換する際、周辺部分の状態確認も重要です。特に、床や壁は本体を取り外した際にカビや劣化が発見されることが多く、必要に応じて張り替えを検討する必要があります。内装の状態を事前に確認しておけば、後から追加工事が必要になるような事態を防げます。

2. 既存の給排水管は使用できるか

交換商品を検討する際、新しい洗面台が既存の給排水管に対応しているか、きちんと確認しましょう。対応していない場合は、追加工事が必要となります。また、給排水管に劣化や水漏れなどの不具合がある場合は、交換と同時に修繕も必要になります。これらの状態確認は専門的な判断が必要なため、工事を依頼するリフォーム会社に相談してください。

3. コンセントの位置に問題はないか

ドライヤーやシェーバーなどの使用を考え、洗面台からコンセントまでの距離が適切か、洗面台によってコンセントが塞がれないかを確認しておきましょう。

4. 周辺の扉の位置

洗面台のサイズや設置場所を変更する際、周辺の扉と干渉しないか、事前に確認しておきましょう。特に、内開きの扉がある場合、洗面台の配置によっては、開閉に支障が出る可能性があります。

交換する洗面台を選ぶポイントと費用

洗面台は、「造作タイプ・システムタイプ・ユニットタイプ」の3種類があります。リフォーム費用の相場は約10〜25万円ですが、どのタイプを選ぶかによって金額が変わってくるでしょう。

造作タイプは、パーツを自由に組み合わせて個性的な空間を作れますが、費用が高額になる傾向があります。システムタイプは既製のパーツから好みのデザインが選択でき、予算が立てやすいのが特徴です。ユニットタイプは一体型の既製品で最も経済的ですが、デザインの自由度は低くなります。デザインと予算のバランスを考慮して、選択することが重要です。

最近は北欧調やインダストリアルスタイルなど、デザイン性の高い洗面台の人気が高まっています。おしゃれにリフォームするポイントは、こちらの記事で解説しています。

>> おしゃれな洗面台リフォームのポイント7選!施工事例も紹介

1. こだわりを叶える造作洗面台

washroom_before
Before
washroom_after
After

造作タイプ
住居タイプ:マンション

シンプルな洗面ボウルに、木のカウンターと棚を設けて洗面台を造作しました。収納はカゴを使用することで、デザイン性と通気性を両立させています。

>> この事例の詳細を見る

2. 1cm刻みで対応できる、ぴったりサイズの洗面台

washroom_before
Before
washroom_after
After

ユニットタイプ
使用商品 :タカラスタンダード リジャスト
住居タイプ:マンション

お客さまのご自宅の洗面台は、幅が1,070mmと特殊なサイズでした。一般的な規格の製品では隙間が生じてしまうため、1cm刻みで調整できる商品をお選びいただきました。天井と壁を張り替え、ダウンライトをリニューアルしたことで、明るい空間へ変身しました。

>> この事例の詳細を見る

2. 手洗い器から洗面台への変更で使いやすさアップ

washroom_before
Before
washroom_after
After

ユニットタイプ
使用商品 :TOTO 洗面化粧台 オクターブ
住居タイプ:戸建て

手洗い器は水のみが出る水栓が設置されていましたが、手洗いや洗顔のためにお湯を使いたいとのご希望から、給湯配管を延長する工事を行いました。リフォームしたことで、洗面ボウルと鏡の大きさ、収納力がアップし、使い勝手のよい空間となりました。

>> この事例の詳細を見る

横浜で交換時期を迎えた洗面台をリフォームするなら、ヨコエネにおまかせ!

洗面台の交換時期は、「使用から約10〜20年」です。洗面ボウルのひび割れ、水栓の水漏れ、排水溝の詰まりなどが見られたら、それは本体交換を検討するサイン。修理はできるのか、他部位に故障や劣化がないかを確認し、総合的な観点で修理と交換のどちらにするのか判断するようにしましょう。また、リフォームする際は、周辺の修繕の有無やコンセントの位置などに注意してください。

ヨコエネでは、洗面台リフォームの現場調査・お見積りを無料で承っています。ご自宅の洗面台の劣化のサインが気になっている方は、以下よりお気軽にご相談ください!

\最新のリフォーム情報は、Instagramで発信中/

この記事を見た方におすすめ

<出典>

LIXIL 洗面化粧室(洗面化粧台・洗面台)

作成:2024年11月