2024.07.24
リフォームお役立ち情報
リフォームとリノベーションの違いは？メリット＆デメリットも解説
「リフォームとリノベーションって何が違うの？」
「費用はどのくらい変わるんだろう」
当記事では、リフォームとリノベーションの違いについてご紹介します。
私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区（西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区）にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。
ヨコエネはガス機器・水まわり機器の交換・修理を得意とすることから、これまで多くのお客さまからキッチンや浴室などのリフォームをご依頼いただきました。さらに、近年では間取り変更を伴う、リノベーション工事も多数手がけています。
そこで今回は、リフォームとリノベーションのメリット・デメリットや、当社の施工事例をご紹介します。
目次
リフォームとリノベーションの違い
リフォームとは？
リフォームは日本語で「改善」や「改良」を意味します。時間の経過とともに、建物には以下のような劣化が生じますが、リフォームは老朽化した箇所を修繕し、新築に近い状態に戻すことを目的としています。
（一例）
● ガスコンロ・レンジフードなどの設備が故障
→新しいコンロ・レンジフードを設置
● 洗面所・トイレなどの内装が劣化
→洗面台・トイレの交換、洗面所・トイレの壁紙や床の張り替え
● 経年により、浴室などの汚れが落ちずらい
→浴槽の交換、壁や床の張り替え
マンションやアパートの場合は、入居者が退居した後の原状回復工事を、リフォームと呼ぶこともあります。リフォームは多くの場合でデザイン設計が不要なため、「リフォーム＝デザイン設計の入らない工事」と言えるでしょう。
リフォームの費用相場
工事内容やお客さま宅の状況にもよりますが、リフォーム工事の費用相場は数万円〜約200万円です。リフォームはあくまでも部分的な修繕となるため、リノベーションよりは価格が安く抑えられます。
キッチン ：約50〜200万円
浴室 ：約60〜160万円
トイレ ：約20〜50万円
洗面所 ：約10〜25万円
クロスの張り替え（6畳） ：約3〜5万円
給排水管の交換 ：約25〜50万円
外壁・屋根塗装 ：約80万円〜
屋根の葺き替え ：約140〜200万円
リノベーションとは？
リノベーションとは、既存の建築物に改修を加え、価値を高める工事のことです。例えば、中古物件の間取りなどを変更して自分好みの家にしたり、家族構成の変化に合わせて暮らしやすい住まいに作り変えたりする際に行われます。
（一例）
● 仕切り壁をなくして、広々としたリビングダイニングにする
● キッチンを移動させ、間取りを変更する
● 耐久性や耐震性を高めるために、補強工事を行う
リノベーションは、現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装を変更したりと、デザイン設計が欠かせません。そのため、「リノベーション＝デザイン設計が入る工事」と言えるでしょう。
違いがわかる！リフォームとリノベーションのメリット＆デメリット
リフォームとリノベーション、それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット | |
| リフォーム | ● 部分的な修繕が可能 ● 完成がイメージしやすい ● 短期間で工事が完了する ● リノベーションほど費用がかからない | ● 設計の自由度が低い ● デザイン性を重視しづらい ● 住宅性能の向上はあまり期待できない ● 工事後に別部位のメンテナンスが必要になる可能性がある |
| リノベーション | ● 設計の自由度が高い ● 劣化した配管や配線を刷新できる ● 資産価値を上げられる ● 物件選びの選択肢が増える ● 新築を建てるよりは費用を抑えられることが多い | ● 間取り変更ができない場合がある ● 解体後に想定外の問題が発覚する可能性がある ● 物件の耐久性を見定める必要がある ● 費用が高額になりやすい ● 工事が長期間になりやすい ● 仮住まいが必要となる可能性が高い |
リフォームのメリット＆デメリット
リフォームの主なメリットは、部分的な修繕や更新が可能な点です。
基本構造を変えずに修繕するため、完成後の状態がイメージしやすく、家具の配置や生活動線への影響も少ないでしょう。また、工事期間が短いのも特徴で、多くの場合は数日から1ヶ月程度で完了します。さらに、リノベーションほど費用がかからない点も魅力です。
一方で、デメリットとして設計の自由度が低い点が挙げられます。
部分的な工事は大規模な変更が難しく、さらには一部位のみ修繕することで、デザインの統一感が失われる可能性も。住宅性能の大幅な向上も期待しづらく、省エネ性や耐震性の改善には限界があるでしょう。さらに、一箇所をリフォームしても、短期間で別の箇所の劣化が進み、追加の修繕が必要になることがあります。長期的に見ると、費用がかさむ可能性がある点に注意が必要です。
リノベーションのメリット＆デメリット
リノベーションの最大のメリットは、設計の自由度の高さです。
間取り・水まわり・配管などの大規模改修が可能で、ライフスタイルの変化に合わせて住居を作り変えられます。さらに、築年数が古くても、リノベーションを行うことによって、資産価値を上げる効果も期待できます。また、住宅購入を希望している方にとっては、リノベーションを前提に中古住宅も検討することで、物件選びの選択肢を広げられるでしょう。条件によっては新築よりも安価で、理想の住宅を手に入れられるかもしれません。
対して、デメリットは高額な工事費用と工事の長期化です。
リノベーションの場合、リフォームよりも工事が大規模になるため、多額の費用が必要になります。また、解体後に想定外の問題が発覚し、追加費用が必要になることも。さらに、一般的な工事期間はマンションなら2～3ヶ月、戸建てなら3～4ヶ月程度かかると言われています。現在住んでいるお宅をフルリノベーションする場合や、部分的なリノベーションでも工事によって生活に支障をきたす場合は、仮住まいが必要となります。
さらに注意すべきは、構造によっては間取り変更が制限される場合があることです。加えて、旧耐震基準の物件は耐震補強に追加費用がかかる可能性があり、物件選びや工事検討の際は見極めや事前の確認が重要です。
違いを確認！リフォームとリノベーションの施工事例
リフォームの施工事例
① 収納を見直してすっきり！使いやすさが魅力のキッチンへリフォーム
施工箇所 ：キッチン
使用商品 ：システムキッチン：LIXIL ノクト
ビルトインコンロ：パロマ ブリリオ（幅60cm・ティアラシルバー）
レンジフード：富士工業 XGRシリーズ クリーンフード
（ノンフィルタ・スリム型・90cm）
工事期間 ：3日間
金額 ：1,720,000円(税込)
住居タイプ：戸建て【横浜市神奈川区】
キッチンに照明内蔵式の吊戸棚「ダウンウォール・LED照明付き」を提案し、明るくすっきりとした印象のキッチンに生まれ変わりました。
施工事例の詳細はこちら。
② 床のブヨブヨは腐食が原因かも？脱衣所・浴室リフォーム
施工箇所 ：浴室、脱衣室、玄関ドア
使用商品 ：TOTO サザナ HTシリーズ Sタイプ 1216サイズ
工事期間 ：7日間(全箇所合計)
金額 ：2,750,000円(全箇所合計、税込)
住居タイプ：戸建て【横浜市鶴見区】
脱衣室の床が一部腐食していたため全面改修し、在来工法の浴室もリフォームしました。
施工事例の詳細はこちら。
③ 床の一部分を畳にリフォーム！床暖房も設置可能です
施工箇所 ：リビング（床暖房）
工事期間 ：3日間
住居タイプ：戸建て【横浜市】
床暖房のマットから水漏れしたため、張り替えに伴い、一部を畳スペースにしました。モダンな雰囲気にするため、畳は色柄が豊富な和紙タイプを採用しました。
施工事例の詳細はこちら。
リノベーションの施工事例
① 木のぬくもりを感じる明るい住まいへ
施工箇所 ：マンション一室（キッチン・リビング・居室・洗面・玄関・廊下など）
使用商品 ：床／レッドパイン
建具／無垢
キッチン／サンワカンパニー他
内装／天井塗装仕上げ、タイル、造作キッチンカウンター、造作テレビ台等
工事期間 ：約2ヶ月
金額 ：約8,000,000円(税込)
住居タイプ：マンション(団地)【横浜市都筑区】
昭和40年代に建てられた団地のLDKを中心に、リノベーションしました。配膳や片付けに便利なカウンターをつくることで、空間を緩やかに仕切り、雑然としがちなキッチンを目隠ししています。
施工事例の詳細はこちら。
② 愛犬とのびのび暮らせるリノベーション
施工箇所 ：リビング・キッチン
使用商品 ：キッチン／タカラスタンダード
収納／リクシル
アクセントボード／リクシル
格子間仕切り＆小上がりユニット／ダイケン
金額 ：約8,100,000円(税込)
住居タイプ：戸建て【横浜市】
和室とキッチンを間取り変更し、愛犬とのびのび暮らせる部屋にリノベーションしました。
施工事例の詳細はこちら。
③ 間取りを変えて明るいキッチンに変身！
施工箇所 ：マンション一室（キッチン・リビング・居室・水まわり・洗面・浴室・トイレ・玄関など）
使用商品 ：クリナップ ラクエラほか
金額 ：10,000,000円(税込)
住居タイプ：マンション【横浜市】
玄関からリビング・キッチンが見えてしまうため、「間取りを変えて人に貸せる部屋にしたい」とのご希望でした。玄関前にドアを設けて空間を分断し、室内の間仕切壁を撤去。部屋全体に光が入り込むように設計しました。
施工事例の詳細はこちら。
横浜でリフォーム・リノベーションするなら、ヨコエネにおまかせ！
リフォームとリノベーションの主な違いは、設計の自由度と工事の規模です。リフォームは部分的な修繕が可能で、費用が抑えられますが、間取り変更などの大きな工事は難しいです。対して、リノベーションは理想の住まい作りが可能ですが、工事規模が大きくなる分、費用が高額になるでしょう。
「どちらを選択すればいいかわからない！」とお悩みの方は、実績豊富なヨコエネにぜひ一度ご相談ください！
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作成：2024年6月
