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2023.02.13
リフォームお役立ち情報
【マンション】キッチンリフォームの種類・費用相場と注意点
マンションのキッチンをリフォームする際に、注意するポイントがあるのをご存じですか?
戸建てと違い、マンションはサイズや設備などが制限される可能性があります。
今回はマンションのキッチンをリフォームするときの注意点について、紹介します。
目次
リフォームできるキッチンの種類
キッチンの種類を大きく分けると、壁付けと対面式の2つのスタイルがあります。
◆ 壁付けキッチン
調理の際に正面が壁となるスタイルのキッチンです。隣接するリビングやダイニングのスペースを広く取りやすいですが、キッチンが丸見えになりやすいのが特徴です。
◆ 対面式キッチン
ダイニングやリビングと向き合うように設置たキッチンで、リビングにいる家族の様子を見守りやすく、開放感のあるスタイルです。壁がないことでリビングへ油はねが飛んでしまったり、匂いが流れていきやすいので、設置の際は工夫が必要です。
さらに、キッチンには「I型・L型・セパレート型・アイランド型・ペニンシュラ型」などの種類があります。各々の特徴について詳しくご紹介します。
キッチンの種類① Ⅰ型
コンロ・シンク・調理スペースが横一列に配置されていて、壁付けのキッチンに多く採用されています。コンパクトなスペースに設備をまとめることができます。
キッチンの種類② L型
コンロとシンクがL字型に配置されているもので、壁付けにしたり、長辺・短辺のどちらかを対面式にできます。調理の動線を確保しやすく、複数人で作業しやすいのが特徴です。
キッチンの種類③ セパレート型
コンロとシンクのカウンターが分かれ、平行に配置されているものです。カウンターが分かれているため、複数人で作業しやすく、作業スペースと収納スペースを十分に確保することができます。ただし、調理中に体の向きを変える必要があるため、その際に水滴や汚れが床に落ちやすくなります。
キッチンの種類④ アイランド型
キッチンが壁付けになっておらず、名前の通り島のように独立しているレイアウトです。キッチンの両サイドから出入りできて作業しやすいですが、通路を確保するために広いスペースを必要とします。
キッチンの種類⑤ ペニンシュラ型
左右どちらかが壁付けとなっている、対面式キッチンを指します。スペースを取りすぎず、狭小住宅でも設置しやすいのが特徴です。
キッチンリフォームの費用相場
キッチンのリフォーム費用の相場は100〜300万円未満(※1)と言われていますが、以下場合は費用が高くなる傾向にあります。
- キッチンの幅が広い
- グレードの高いキッチンを採用する
- 多くの追加オプション(食洗機や収納など)を採用する
- キッチンの配置を変更する
設置状況や希望商品・オプションによって価格が大きく変わるため、リフォーム会社に現場調査や見積りを依頼するのがおすすめです。
なお、ヨコエネではシステムキッチン単体の取替えが多く、リフォーム費用の目安は70~240万円(※2)です。
※1 (株)LIXIL調べ(2019年4月時点)LIXILメンバーズコンテストに応募された作品のうち、LIXIL内の審査を通過した施工例を元に集計した参考情報。費用は商品代と施工費(搬入取付、電気ガス等配管工事、壁・床等周辺工事、撤去処分費等を合計した概算金額)を合算した価格。
※2 2020~2022年に当社が施工したキッチンを含むマンションリフォーム227件のうち、約70%のお客さまのリフォーム金額に基づく。
マンションのキッチンリフォームにおすすめの商品
マンションでキッチンをリフォームする場合、スペースや既設の配管に合ったキッチンを選ぶ必要があります。そこで、サイズなどの融通がききやすい、おすすめの商品を紹介します。
① TOTO製「ザ・クラッソ」
簡単なお手入れでキレイを保てる「クリスタルカウンター」や、センサーに手をかざすだけで水を出し止めできる「タッチレス水ほうき水栓LF」など、清掃性や利便性に優れたキッチン。
カウンターもキャビネットも1mm単位でオーダーが可能(※)。壁から壁まで、床から天井まで、幅や高さを調整できます。
※天井から10mm以上のクリアランスが必要です。3方壁の場合は、キッチンの間口+5mm以上のクリアランスが必要です。1mmピッチ対応部材:カウンター、シンク用フロアキャビネット、ウォールキャビネット(対応できないものもあります)
【費用一例】
ザ・クラッソ I型 おすすめプラン(間口2550mm・食器洗い乾燥機なし)
販売価格:1,201,000円~(税込・基本工事費込)※
※ 基本工事費:キッチン解体撤去工事、給排水工事、電気工事、下地工事、キッチン組立設置工事、キッチンパネル工事、廃材処分費、養生費、諸経費(お客さま宅の状況により、別途費用がかかります)
② タカラスタンダード製「リフィット」
タカラスタンダード製のキッチンは、別売の「ホーロークリーンキッチンパネル」を利用することで、好きな場所にマグネットの取り付けが可能です。自分に合った収納やインテリアを楽しめます。
キャビネットや吊戸棚は、間口1cm刻みの仕上げに対応。スキマを埋める造作材やフィラーなどの無駄なスペースを省けるので、収納スペースが広がります。
吊戸棚はぴったり納まるよう、4種類のラインアップがあります。(高さ40cmは間口1cm刻みには対応していません)
【費用一例】
リフィット I型 家事らくプラン(間口2550mm・食器洗い乾燥機なし)
販売価格:1,150,000円~(税込・基本工事費込)※
※ 基本工事費:キッチン解体撤去工事、給排水工事、電気工事、下地工事、キッチン組立設置工事、キッチンパネル工事、廃材処分費、養生費、諸経費(お客さま宅の状況により、別途費用がかかります)
キッチンリフォームの工事期間
キッチンのみの交換工事であれば、約3〜4日間でリフォームが可能です。しかし、床や壁の張り替えやキッチンの配置変更、キッチンを含む部屋全体のリフォームになると、1週間以上かかる場合もあります。
工事期間はプランや工事内容によって変わるため、リフォーム会社の見積りの際に確認しましょう。なお、工事期間中はキッチンが使えないため、食事方法を考える必要があります。
マンションでキッチンリフォームをするときの注意点
マンションのキッチンをリフォームするときには、注意点がいくつかあります。
注意点① マンションの管理規約を確認する
マンションの管理規約には、リフォームの内容や方法・床材に関する制約など、さまざまな条件が記載されていることがあります。ほかにも事前に管理組合へ通知し、承諾を得る必要があることも。事前に管理規約を確認し、リフォーム業者にも内容を確認してもらうようにしましょう。
注意点② キッチンのサイズを確認する
マンションはスペースに制限がある場合が多いため、交換できるキッチンのサイズが限定されることがあります。そのため、先に商品を決めたとしても、適したサイズが製造されていない可能性も。まずはリフォーム会社に現場調査をしてもらい、どの商品に交換できるのか、確認してもらうとよいでしょう。
注意点③ 電力供給量を確認する
ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する場合は、事前に電力供給量や電気工事が許可されているかどうかを確認する必要があります。マンションでは各戸に供給される電力量に上限があるため、交換すると電力不足となってしまう可能性があるからです。
また、IHクッキングヒーターは専用の200V電源が必要となります。電源がない場合は増設しなければなりませんが、電気工事を行う際に管理組合の許可が必要となる場合も。管理規約を確認するか管理会社に問い合わせましょう。
注意点④ キッチンが移動できない場合がある
マンションではキッチンの配置変更が難しい場合があります。たとえば、排水管の位置が固定されていたり、レイアウト上に梁があったりすると、希望の位置に動かせません。リフォーム会社に現場調査を依頼して、位置変更が可能か確認しましょう。
注意点⑤ 水まわりが得意なリフォーム会社を選ぶ
もし施工不備で水漏れなどが発生した際、近隣住民とトラブルになったり、損害賠償を求められるケースがあります。不要なトラブルを避けるためにも、キッチンリフォームの経験豊富な会社に依頼しましょう。また万が一に備えて、賠償責任保険に加入している会社を選ぶと安心です。
注意点⑥ 近隣住民へ挨拶回りをする
マンションでリフォームを行う場合、騒音や機材の搬入などで近隣住民に迷惑をかけてしまうことがあります。そのため、事前に挨拶回りをしておきましょう。挨拶回りをする場所は、両隣の部屋・上3部屋・下3部屋・管理人室が一般的です。
ヨコエネで施工したマンションのキッチンリフォームの実例紹介
① おしゃれなタイルキッチンのリフォーム(I型)
「古く使いづらいキッチンを一新したい」というお客さまのご要望を受け、理想のデザインにするためお手伝いさせていただきました。昇降式の棚に調味料や雑貨を収納し、キッチンがすっきりした印象に。
② おしゃれなカフェ風キッチンのリフォーム(I型)【横浜市西区】
元々はキッチン・ダイニング・和室2部屋という3LDKの間取りでしたが、「リビングダイニングを大きく使いたい」とご要望をいただきました。そこで和室1部屋をダイニングにつなげ、室内窓や格子を取り入れて、空気や光が各所に届くように設計しました。
③ 開放感満載のキッチンリフォーム(ペニンシュラ型)【横浜市神奈川区】
元々のキッチンから向きを変え、背面を大容量の収納にしました。下がり天井を造作して間接照明にすることで、メリハリがつくと同時に雰囲気のある空間に仕上がりました。
\キッチンリフォーム他、施工事例を更新中/
マンションのキッチンをリフォームするなら、ヨコエネにおまかせ!
マンションのキッチンリフォームは、戸建てよりも工事内容が制限される場合があります。理想のリフォームを行うために、まずは信頼できるリフォーム会社に現場調査と見積もりを依頼しましょう。
リフォーム会社の選び方は、以下記事にて詳しく解説しています。
ヨコエネでは、020〜2022年の3年間で453件のキッチンリフォームを施工し、そのうち約半数の223件はマンションのキッチンリフォームを担当させていただきました。管理規約の確認や管理組合への申請・挨拶回りなど、お客さまに代わって承っています。
さらに、複数の主要メーカーの商品を取り扱っているため、異なるメーカー同士の比較提案も可能です。分割支払いプラン(※)もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
※ご利用には条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。ご利用の際には東京ガスリース(株)との契約となり、事前の審査があります。
WEBのお問合せはこちらから。
<出典>
・LIXIL キッチンリフォームの費用相場
・TOTO キッチン・台所・システムキッチン・収納
・TOTO システムキッチン ザ・クラッソ カタログ
・タカラスタンダード キッチン
・タカラスタンダード システムキッチンカタログ 2024.4
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作成:2023年1月
更新:2024年6月