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2019.09.23

その他

令和はどうなる?お風呂で振り返る50年史

こんにちは、ヨコエネです!
ようやく「令和」の響きに慣れてきた今日この頃。

さて今回は「お風呂で振り返る50年史」と題して
お風呂や人々の暮らしを軸に、昭和から平成を振り返りました!

▼昭和20年代(1945~)

戦後復興期のこの時期は「銭湯の時代」。
入浴といえば銭湯に行くのが主流だったそうです。ご近所の人どうしでわいわい集まるお風呂も楽しそうですよね。
お湯は石炭や薪でたいており、石鹸は貴重品だったそうです。

▼昭和30年代(1955~)

いよいよ「内風呂の時代」へ。
家庭にお風呂がある快適なくらしをめざして、新しいタイプの浴槽が登場しました。中性シャンプーが発売され洗髪回数が増えたそうです。

▼昭和40年代(1965~)

高度経済成長期は「お風呂の近代化」の時代。
暮らしが豊かになり、オリジナリティ=個性が重視され始めた時期です。
バランス釜もこの頃に登場しました。

昭和50年代(1975~)

お風呂の技術革新」の時代へ突入。
デザインを楽しんだり、二階にお風呂を設置したり、といった具合に
人々の中にお風呂へのこだわりが生まれ始めました
洗髪は毎日があたりまえとなり、ヘアケアも新時代を迎えます。

▼昭和末期、平成へ(1985~)

バブル期からバブル崩壊、高齢化、と目まぐるしく世相が変わる中で
お風呂は「多様化の時代」を迎えました。
朝シャンブームで洗髪洗面化粧台が登場
お風呂は入浴するだけなく、ゆったりくつろぐ「第二のリビング」に。
お風呂設備のさまざまな機能が向上し、ライフスタイルに合ったお風呂を選択できるようになっていきました。

▼そしてこれから。

働き方が変化し、価値観は変化。「定時で帰れない会社はNG」という若者が増えています。
「余暇重視派」が「仕事重視派」を超え、日常生活の豊かさへの意識が高まりました
「レジャーより何でもない日常を大切にしたい」という考えが浸透する中で、
日常生活に欠かせないお風呂は、新たな進化を遂げていくのかもしれません。

■参考資料
東京ガスHP 都市生活研究所
https://www.toshiken.com
・風呂文化研究会「我が家のお風呂50年史」
・都市生活レポートより
「平成の家族。 ~「暮らし」と「食」をデータで振り返る~ Part4 平成30(2018)年」