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2024.12.16

乾太くんのある暮らし

「乾太くん」のガス代はいくら?ランニングコスト・設置費用解説

「『乾太くん』のガス代はいくら?」
「ガス代が高くなりそうで不安……」

当記事では、ガス衣類乾燥機乾太くん」のガス代についてご紹介します。

私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区(西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区)にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。

当社では、過去3年間で865台(※)の「乾太くん」の設置工事を実施してきました。今回は「乾太くん」を知り尽くすプロとして、ランニングコストのほか、設置費用についても解説します。

※2021年4月1日~2024年3月31日の「乾太くん」施工実績に基づく

「乾太くん」とは

「乾太くん」はリンナイ株式会社が製造する、ガス衣類乾燥機です。特におすすめのポイントを、3つご紹介します。

① 家事の時短になる

「乾太くん」の最大の魅力は、パワフルなスピード乾燥。6kgの洗濯物を約60分、9kgの洗濯物を約90分で乾燥でき(※)、電気式の約1/3の乾燥時間で、家事の時短に役立ちます。

一日に複数回洗濯するご家庭の場合、全自動洗濯乾燥機は1回目の洗濯〜乾燥まで終わらないと次の洗濯ができません。しかし、「乾太くん」なら2回目の洗濯をしている間に、1回目の洗濯物を乾燥させることができます。

※ ■ガス衣類乾燥機(乾太くん):リンナイ、電気ヒートポンプ式乾燥、電気ヒーター式乾燥 試験実施:リンナイ(株)■条件:実用衣類9kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%RDT-93・標準コースで算出。 ガス種:LPGの場合で約90分   実用衣類6kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%RDT-63・標準コースで算出。 ガス種:LPGの場合で約60分   実用衣類5kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%RDT-54S-SV・標準コースで算出。 ガス種:LPGの場合で約52分

② 天気を気にせずいつでも洗濯

「乾太くん」は天気や花粉、黄砂・PM2.5などの大気汚染を気にすることなく、いつでも安心して洗濯可能。衛生的に仕上がることから、赤ちゃんの衣類乾燥にもおすすめです。

③ タオルがふわふわになる

「乾太くん」は強い温風をたっぷり送り込むので、タオルの繊維が根元から立ち上がり、ふんわりした仕上がりに。天日干しでは繊維が寝たままの状態で乾燥するので、ふんわり感が少なくなりがちです。

仕上がりを心地よく_タオル比較

④ 生乾き臭を除去できる

「乾太くん」は80℃以上の温風で、生乾き臭の原因菌を99.9%除去します(※)。外干しや日光消毒で除去できないニオイさえ取り除きます。

※ 試験機関:愛知学院大学薬学部 試験対象:モラクセラ・オスロエンシス 試験方法:菌付着布の生菌数測定。緩衝液中で菌を洗い出し、寒天平板にて培養。

気になる「乾太くん」のガス代

「乾太くん」のガス代は、以下の通りです。

ガス代(A)電気代(B)トータルコスト(A+B)
6kgタイプ73円10円83円
9kgタイプ114円14円128円

【試算条件】■ガス料金LPG:5.1円/MJ 〈石油情報センター平成27年度月次データ平均価格(50㎥)データの単純平均より〉 電気料金27.0円/kWh、60Hzの場合(基本料金は加算せず) 条件:実用衣類9kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%   RDT-93・標準コース、1日1回使用で算出。   実用衣類6kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%   RDT-63・標準コース、1日1回使用で算出。 リンナイ(株)調べ

「乾太くん」は乾燥時間が短いため、洗濯物を低コストで乾かせます。ですが、以下の場合は乾燥時間が長くなりコストが上がってしまうため、注意しましょう。

① 容量以上の洗濯物を入れる
 
② 脱水が不十分
 
③ フィルターが布ぼこりで目詰まりしている
吸気フィルターは1ヶ月に1回程度、糸くずフィルターは使用後毎回、お手入れが必要です。
 
④ 周囲の温度が低い
空気を温めて衣類を乾かすため、周囲の温度が低いときに使用すると、乾燥時間が長くなります。

「乾太くん」のメリット・デメリット

メリット・デメリット

低コストで乾燥できる「乾太くん」ですが、ほかのメリットやデメリットについてもご紹介しましょう。

「乾太くん」のメリット

① シーツや毛布も自宅で乾燥できる

「乾太くん」ならシーツや毛布も自宅で乾燥できます。デラックスタイプ(6kg・9kg)・スタンダードタイプ(8kg)には、「シーツ/毛布コース」が搭載されています。(※)

※ スタンダードタイプ(5kg)は、タイマー運転でシーツを乾燥できます。

② ペットの毛がきれいに取れる

「乾太くん」のパワフル温風は、タオルなどに付着した犬や猫の細かい毛も取り除きます。リンナイの調査によると、約96%もの毛を取り除くことができました。(※)

※ 試験条件 ■製品:RDTV-54S ■乾燥時間:約30分運転(標準コース) ■衣類:タオル(綿100%)4枚 ■方法:①タオル4枚に2gのサロンでカットしたイヌの毛をまぶす。②ドラム式洗濯機で洗濯(洗い15分、すすぎ2回、脱水5分、洗剤あり)③タオル2枚は衣類乾燥機で乾燥、残り2枚は天日干しし、付着している毛の本数を比較 リンナイ(株)調べ

③ 臭いを除去できる

デラックスタイプに搭載されている「除菌・消臭コース」は、温風とプラズマクラスター(※1)イオンにより、大切な衣類をしっかり除菌・消臭(※2)できます。同タイプ搭載の「クリーンコース」は、スーツや革靴などの温風をかけられない衣類・小物(※3)の気になる臭い対策にも有効です。

※1 プラズマクラスターロゴおよびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
※2 ■すべての菌を除菌できるわけではありません。■試験機関:名古屋市立大学 大学院医学研究科 ■試験対象:1種類の菌 ■試験方法:衣類を菌培養液を入れたマイクロチューブとともに、乾燥運転を実施。運転終了後、菌培養液を取り出し寒天培地で培養。 ■試験結果:99.9%除菌 ■RDT-93シリーズ、RDT-63シリーズに搭載。
※3 小物乾燥棚は別売。

「乾太くん」のデメリット

① 大掛かりな設置工事が必要

「乾太くん」を設置するには、電気・ガスのコンセントへの接続や、内部の湿気を逃す排湿筒の設置が必要となります。設置場所に電気・ガスのコンセントがない場合は、増設工事が必要です。また排湿筒を設置する際は、壁に穴を開けるか、窓に専用部材を取り付ける必要があります。

「乾太くん」の新規設置工事の様子

詳しい設置方法は以下の記事をご確認ください。

>> 乾太くんを設置するには?5つの設置条件と費用を紹介

② 乾かせない衣類がある

乾燥機を使用すると衣類が縮みやすくなるため、ウール・毛・麻・ニット・レーヨンの衣類を乾燥させないようにしましょう。熱に弱い衣類や、溶着させたワッペンなどが付いている衣類も乾燥できません。さらに、ポリプロピレン繊維製の衣類・油分が付着した衣類は、自然発火や引火する恐れがあるため、乾燥機を使用しないよう注意しましょう。

(例)火災を引き起こす可能性のある衣類

  •  食用油・機械油・動物系油
  •  ドライクリーニング液・パーマ液
  •  美容オイル(ボディオイル、エステ系のオイルなど)
  •  ベンジン・シンナー・ガソリン
  •  樹脂(セルロース系)

③ 運転音が気になる場合がある

人によっては、乾燥する際の運転音が気になる場合があります。特に「乾太くん」の設置場所と隣家との距離が近い場合は、排湿筒から運転音が漏れ出し、近隣住民に影響を与えてしまう可能性も。

心配な場合は、屋外への運転音を低減させる効果のある「パイプフード」(別売)を設置するか、運転音を低減させる「マイルドコース」が搭載されているデラックスタイプを選びましょう。

乾太くん_低温層部材パイプフード

「乾太くん」の設置費用は?

「乾太くん」を新たに設置する場合の費用は、概算で約20万円前後(ガス工事費を除く)です。参考までに、ヨコエネで設置する場合の本体価格・工事費をご紹介します。

本体価格

デラックスタイプ

RDT-63
RDT-63

リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(デラックスタイプ・6kg)
RDT-63 / RDT-63T
メーカー希望小売価格 ¥206,690 (税込)~

販売価格 ¥165,300 (税込・工事費別)~

RDT-93
RDT-93

リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(デラックスタイプ・9kg)
RDT-93 / RDT-93T
メーカー希望小売価格 ¥241,340 (税込)~

販売価格 ¥193,000 (税込・工事費別) ~

スタンダードタイプ

RDT-54S-SV
RDT-54S(A)-SV

リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(スタンダードタイプ・5kg)
RDT-54S(A)-SV
メーカー希望小売価格 ¥156,750(税込)

販売価格 ¥125,400(税込・工事費別)

RDT-80
RDT-80(A)

リンナイ製 ガス衣類乾燥機「乾太くん」
(スタンダードタイプ・8kg)
RDT-80(A)
メーカー希望小売価格 ¥193,490(税込)

販売価格 ¥154,700(税込・工事費別)

・ご使用にはガスコード・排湿筒・専用台が必要です。(別売)

工事費目安

基本工事費:61,710円(税込)+ガス工事費

・基本工事費には衣類乾燥機取付費・新規排湿筒工事費・穴明け工事費・アース工事費・養生費・2名作業費・諸経費を含みます。
・お客さま宅の状況により別途費用がかかる場合がございます。

また、お取替えで既存のガス衣類乾燥機を処分する場合は、収集運搬費に加え家電リサイクル料をご負担いただきます。

詳細は、以下記事にてご紹介しています。

>> 乾太くんを設置するには?5つの設置条件と費用を紹介

施工事例はこちら

横浜で「乾太くん」を導入するなら、ヨコエネにおまかせ!

「乾太くん」を1回運転する際のガス代は、6kgタイプで73円、9kgタイプで114円です。電気代と合わせても、83〜128円と比較的低コストで利用できます。新たに設置する場合は、概算で約19万円~26万円(ガス工事費を除く)必要となるため、メリット・デメリットを知った上で検討を進めましょう。

【ガス代の試算条件】■ガス料金LPG:5.1円/MJ 〈石油情報センター平成27年度月次データ平均価格(50㎥)データの単純平均より〉 電気料金27.0円/kWh、60Hzの場合(基本料金は加算せず) 条件:実用衣類9kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%   RDT-93・標準コース、1日1回使用で算出。   実用衣類6kg(綿50%、化繊50%)/脱水度70%   RDT-63・標準コース、1日1回使用で算出。 リンナイ(株)調べ

「自宅に設置できるかわからない」とお悩みの方は、ぜひヨコエネにご相談ください!現場調査とお見積りは、無料で承っております!

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<出典>
リンナイ ガス衣類乾燥機
リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん
リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん RDT-63 取扱説明書
リンナイ ガス衣類乾燥機 総合カタログ 2024Ⅱ 乾太くん

作成:2024年10月