「キッチンリフォームの流れが知りたい」
「費用はいくらかかる？」
「使い勝手のいいおすすめのキッチンが知りたい」

当記事ではキッチンリフォームを検討し始めた方に向けて、リフォームの流れ・キッチンの選び方・概算費用などを解説します。

私たちヨコエネは、横浜市内の8つの行政区（西区・神奈川区・港北区・都筑区・青葉区・旭区・瀬谷区・鶴見区）にて、「東京ガスライフバル」を運営しています。

ヨコエネはキッチンや蛇口などの水まわり設備の修理・修繕を得意としており、過去3年間で453件のお客さまにキッチンリフォームをお任せいただきました。（※1）

今回は、お客さまからよくいただく質問を中心に、一つひとつわかりやすくご説明します。

※1　2020〜2022年の当社キッチン施工台数に基づく。

キッチンリフォームの時期

「キッチンリフォームは何年で行うもの？」という質問をよくいただきます。一般的に耐用年数は約15〜20年と言われていますが、使用頻度やお手入れの状況によって異なるのが現状です。

キッチン本体よりもガスコンロなどの周辺設備の耐久年数が約10〜15年と短いため、そちらの不具合がきっかけでリフォームされる方も多い印象です。

各機器・設備の耐久年数やリフォームを検討するタイミングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>> キッチンリフォームは何年目？耐久年数と5つの検討タイミング

キッチンリフォームの基本的な流れ

キッチンリフォームの基本的な流れをご紹介します。

（１） 理想のキッチンを考える

現状の不満点を洗い出し、どんなキッチンにリフォームしたいかを考えましょう。それと同時に、メーカーホームページなどで導入したい設備や機能があるか、確認してもいいですね。

（２） リフォーム会社を探す

「どのリフォーム会社にお願いすればいいかわからない」と悩んだときは、3つのポイントで絞り込みましょう。

① 施工実績

施工実績が豊富な会社ほど、経験に裏付けられた技術を持っていると考えられます。ほかに施工事例でどんなリフォームができるのかも確認しましょう。

② 工事保証やアフターサービス

コンロなどの設備はメーカー保証がつきますが、工事の保証期間は会社によって異なります。

③ 所在地

リフォーム後に気になることや不具合が発生した際、近くのリフォーム会社であればすぐに来てもらえるので安心です。

（３） 複数の会社に現場調査を依頼、見積りを確認する

設置状況によっては、リフォームできるキッチンに制限があることも。現場調査でどんなタイプが設置できるのか確認しましょう。

なお、費用やサービススペックを比較するため、2〜3社から同じ条件で見積りを取るのがおすすめです。

（４） ショールームで実物を確認する

リフォームするキッチンの目星がついたら、ショールームで実物を確認しましょう。「キッチンの高さ・収納の使い勝手・扉やカウンターの素材と色」は、必ずチェックしてください。

（５） リフォーム工事を契約する

契約書の内容は「金額・支払い方法・損害が発生した際の対応」など、すみずみまで確認しましょう。

（６） 近隣にお住まいの方への挨拶回りをする

工事の音や機材の搬入などで、近隣にお住まいの方に迷惑をかけてしまう場合があります。そのため、事前に挨拶回りをしておきましょう。

（７） キッチン周辺を片付ける

当日はスムーズに工事が始められるよう、キッチンの収納庫の中身や備品、周辺の動かせる家具などは、事前に移動させておきましょう。

（８）リフォーム工事当日

キッチンリフォームはガス・電気・水道工事が伴うため、一時的にそれらを使えない時間が発生します。事前に工程表をもらっておくと、当日慌てずに済みますよ。

キッチンリフォームの工事の流れ

工事の規模によって異なりますが、ここではキッチンと内装リフォームを行う場合の、工事の流れをご紹介します。

【1日目】

① 養生作業

工事中に家具や床・壁などが傷つかないように、保護材を敷いたり、カバーをかけたりします。

② 既存キッチンの解体工事・搬出

作業前に水道とガスを止め、ガス管・給排水管を取り外してから、キッチンを解体・撤去します。

③ 給排水・電気配線の位置替え工事

必要に応じ、給水・排水管や電気配線の位置替え工事を行います。

【2日目】

④ 新規キッチンの搬入・組み立て

キッチンを搬入し、レンジフード・吊戸棚・キャビネットを順に設置します。その後、シンク・蛇口・ガスコンロなどを取り付け、隙間を埋めるコーキング処理をして仕上げます。

このとき、一時的に水道を止めることがあるので、注意しましょう。また、元々の壁が石膏ボードで作られている場合、強度を高める下地工事を行う場合があります。

【3日目】

⑤ コンロや水栓の取付け

⑥ 電気配線・給排水配管の接続工事

新しいキッチンに合わせて、給水・排水管や電気配線の接続工事を行います。

【4日目】

⑦ 内装工事

周辺の壁紙などの内装工事を行います。

【5日目】

⑧ 引き渡し

担当者と共に仕上がりを確認し、各設備や機器の使用方法の説明を受けます。このとき気になる部分があれば、遠慮なく申し出ましょう。アフターサービスや保証期間、不具合が起きた際の対応方法も確認しておくと安心です。

リフォームするキッチンの選び方

キッチンリフォームの際、各メーカーからさまざまな商品が販売されているので、迷ってしまう方も多いでしょう。

キッチンのタイプは大きく分けて「壁付けと対面式」があり、形も「I型・L型・アイランド型」などさまざまです。各々の特徴やメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

>> システムキッチンのタイプ・レイアウトのポイント6選

リフォームにおすすめのキッチンメーカー

キッチンリフォームの際、「どのメーカーがいいの？」という質問もよくいただきます。そこで、ヨコエネで特に人気のあるメーカーの、代表的な特徴をご紹介します。（※2）（※3）

※2　2020年4月1日～2023年3月31日の当社キッチン施工台数に基づく。
※3　シリーズによっては搭載されていない機能もあるため、詳しくは各メーカーのホームページをご覧ください。

＜人気No.1＞ クリナップ製品の特徴

高品質なステンレスを採用したキッチンが多いメーカー。セラミック系特殊コーティングが施された「美コート ワークトップ」は細かい傷がつきにくいのが特徴。ゴミなどが自然に排水口に流れるよう設計された「流レールシンク」は、お掃除の手間を省きます。ステディアに採用されているキャビネットは「ツールポケット」と「スライドボックス」の2種類の収納があり、出し入れしやすい工夫がされています。

＜人気No.2＞ TOTO製品の特徴

ザ・クラッソに採用されている透明感のある「クリスタルカウンター」は、簡単なお手入れで美しさを保てる優れもの。シンク内は野菜くずなどがスムーズに排水口へ流れるよう傾斜が作られ、「水ほうき水栓」を使えばより手早く洗えます。フライパンや背の高い調味料などは、上段に収納できるキャビネットを使えばかがまずに物を取り出せます。

＜人気No.3＞ LIXIL製品の特徴

リシェルSIなどで採用されている、2段のレーンと2種類のプレートを組み合わせた「Wサポートシンク」は、下ごしらえや調理・後片付けの効率を高めます。最小限の動きで道具を取り出せる「らくパッと収納」で、調理がよりスムーズになるでしょう。

各メーカーの詳細や選び方のポイントについては、以下の記事で確認できます。

>> 【リフォーム】キッチンメーカーの選び方とおすすめランキングTOP3

キッチンリフォームの費用相場

「キッチンのリフォームはいくらでできるの？」という質問には、明確にお答えできないことがあります。その理由は、工事の規模によって金額が大きく変わるからです。
参考までに、価格帯ごとにどんなリフォームができるのかご紹介します。

【50万円〜100万円未満】間取りや大きさを変更しない工事

（例）

• 同タイプ・同サイズのキッチンへの交換
• スタンダードモデルのキッチンにオプション品を付ける

【100万円〜200万円未満】間取りやキッチンのタイプ・大きさを変更する工事

（例）

• 異なるタイプ・サイズのキッチンへの交換
• ハイグレードモデルのキッチンにオプション品を付ける
• キッチンの位置を変える
• 隣接する部屋との仕切り壁を撤去する

【200万円以上】オーダーメイドキッチンへの交換工事

（例）

• オーダーメイドキッチンに交換する
• キッチンの位置を大きく変える
• キッチンに合わせて背面収納を設置する

詳しい費用の内訳や金額を抑える方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

>> キッチンリフォームの費用相場と費用を抑える5つの方法

キッチンリフォームの工期

キッチンリフォームに必要な日数は、工事の規模によって変わります。

• キッチン本体の交換工事のみ：2〜3日程度（※4）
• キッチンと内装の交換工事：3〜4日程度（※4）
• レイアウト変更を伴うキッチンの交換工事：1〜3週間程度

※4　一般的な大きさの場合。

上記はあくまでも一例なので、現場調査の際にリフォーム会社に確認してください。工期を短縮する方法や問い合わせ〜着工までに必要な期間については、以下の記事が参考になります。

>> キッチンリフォームに必要な期間と工期を短縮する方法4選

マンションのキッチンリフォームの注意点

マンションのキッチンリフォームの際は、以下の点に注意しましょう。

① マンションの管理規約を確認し、届け出を行う

マンションの管理規約にはリフォームに関するさまざまな条件が記載されていることがあるため、事前に目を通しておきましょう。工事自体を管理組合へ届け出て、承諾を得なければいけない場合もあります。

② キッチンを移動できない場合がある

マンションは排水管の位置が固定されていたり梁があったりすると、希望の位置にキッチンを動かせない場合があります。現地調査の際に位置変更ができるかどうかも確認しましょう。

③ 近隣住民への挨拶回りをする

騒音や機材の搬入などで近隣住民に迷惑をかけてしまうことがあります。両隣の部屋・上3部屋・下3部屋・管理人室へ挨拶回りをしておくのがおすすめです。

注意点の詳細やマンションのキッチンリフォームの施工事例は、以下の記事で詳細をご覧いただけます。

>> 【マンション】キッチンリフォームの種類・費用相場と注意点

ヨコエネのキッチンリフォームの施工事例

＜戸建て＞ 機能充実で使いやすい、オンリーワンのキッチン

＜戸建て＞ シンプルで明るく、統一感のあるキッチン【横浜市】

＜マンション＞ おしゃれなタイルキッチンのリフォーム

＜マンション＞ 開放感も、大容量の収納も！こだわりが詰まったキッチン【横浜市神奈川区】

＼キッチンリフォーム他、施工事例を更新中／

横浜でキッチンをリフォームするなら 東京ガスグループのヨコエネにおまかせ

ここまで読んで、キッチンリフォームにまつわる疑問は解消できたでしょうか？もしご不明な点がございましたら、こちらからお気軽にお問合せください。

ヨコエネは横浜市内に5つの事業所があり、年中無休365日営業しています。リフォームのお問合せ〜工事後のアフターサービスまで、迅速に対応可能です。

私たちはキッチン本体の交換だけでなく、間取りを変える大規模リフォームまで手掛けています。これまでの知見とヨコエネならではの視点で、理想を叶えるリフォームを全力でサポートさせていただきます。
「ヨコエネでも相見積りを取ってみようかな」と思ったら、こちらからご依頼ください。

＜出典＞

・クリナップ　夢が叶う！キッチンリフォーム会社の選び方
・クリナップ　キッチン
・TOTO　キッチン
・LIXIL　キッチン
・タカラスタンダード　キッチン

作成：2023年5月　更新：2024年8月

この記事を見た方におすすめ